京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

西国街道ひな人形めぐり

2018-03-05 | 京都案内

京都のお隣の街、向日市の西国街道一帯では桃の節句に合わせ、旧家や商店に飾られたひな人形を見て回る「西国街道ひな人形めぐり」が、平成23年から行われており、今年は8回目で32ヶ所で展示。



江戸時代から現代に至るひな飾りが会場をあでやかに彩り、来訪者を楽しませました。
そのうち、「富永屋」、「塩崎家」、「中小路家住宅」へ行ってみました。

「富永家」は、元は江戸時代中頃からの宿屋。
京都御所を模した豪華な建物にひな人形が鎮座する「御殿雛」や「古今雛」と併せて、「おくど」さんや、人形を入れた箱も公開。

 

 



続いて「塩崎家」

 

江戸時代庄屋であった国登録有形文化財「中小路家住宅」。
規模的には最大の展示場。
「御殿雛」のほか七福神を模した人形など、さまざまなひな人形が並ぶ。
当家では有料(500円)喫茶室もあり、飲み物やお菓子がいただけます。

 

 

 

ちなみに「西国街道」とは、京都から山陽路を通り下関へ下る江戸時代の街道。

京都好き男 細木