京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京のおみやげ おすすめ一品

2010-10-09 | インポート

間もなく京都は秋の観光シーズンがやってきます。

これからの季節は中国からの観光にお見えになるお客様が増えると期待が持てそうな折、尖閣諸島問題から中国のツアーがキャンセルになるなど悲しい現実も付きつけられています。

京都を訪れた際のお土産として八つ橋や漬物,和菓子等がありますが、最近京都に本社を置く京セラが白いセラミックナイフを売り出し、話題性もあり人気が集まっていて、特に外国では珍しい為にまとめ買いをするお客さまもいると言う事です。

最近では女性のみならず、男性も台所に立つ人が増えているそうで(私も料理を趣味として毎日の様に女性の城に潜入しています。)一般家庭で使用するのに京都ブランド、京セラのナイフをお土産の一つに加えてみるのもいかがでしょうか。

ファインセラミックナイフ

?         ファインセラミックならではの切れ味が自慢。パンやトマトなど切れにくいものにもスッと刃が入る

?         金気が出ないので刃物からのにおい移りがない

?         女性の手にうれしい、握りやすい、疲れにくい、フィットデザイン設計

?         ファインセラミックはダイアモンドに次ぐ硬度があるから、耐摩耗性のも優れ、心地よい切れ味が持続する

?         錆びずに清潔、お手入れ簡単。無料研ぎ券(1回)もついてる

1

決してセールスではありませんけどね。

かたい食材を切ったりするときは金属製に比べて欠けやすいそうですが、なかなかの切れ味です、おすすめ!!  (^_-)-

松井です( ..)φメモメモ


はい! 初めてお目にかかります。  厨房に居る 山内 一です<(`^´)>

2010-10-06 | インポート

今日はたぬきの八相縁喜について少しお話をしますので、よろしくお願いします。

たぬきの話だと聞くと、化かした話とか化かされた話になりそうですが、滋賀県の信楽焼のたぬきの話になります。

もともと信楽焼のたぬきは大変な権威をもつ置物で、伊井家35万石の許可無しにはお店に置物をおけなかったようです。

と言うのもたぬきが置かれているお店は伊井家35万のお墨付きなのでしょうか、そんな話も伝わっている信楽焼のたぬき、そのたぬきが縁起物として重宝されていますが、何故でしょう?

それが八相縁喜なのです。

勝負事の言い伝えで タヌキ タをヌク 他を抜く と言うゴロ合わせもありますし  太を貫く 意思を太く貫くと言うようにもとられています。

そしてその風貌から言われているのがこれです!

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「笠」

思わざるは悪事災難避けるため用心常に身を守る笠(思いがけない災難から身を守る)

「通」

世渡りは先ず信用が第一ぞ活動常に四通八達(世渡りには信用が大事)

「目」

何事も前後左右に気を配り正しく見つむることを忘れめ(何事も前後左右に気を配り正しく見つめる)

「腹」もの事は常に落ちつきさりながら決断力の大胆をもて(常に沈着冷静にしかし、決断には大胆さが必要である。)
「顔」世は広く互いに愛想よく暮し道を以って務めはげまん(常に愛想良く真を以て努める)

「金袋」

金銭の宝は自由自在なる運用をなせ(金銭を自由自在に使える金運に恵まれるように)

「徳利」

恵まれし飲食のみにこと足利て徳はひそかに我につけん(飲食には困らず、徳を持てるように努力せよ)

「尾」なに事も終わりは大きくしっかりと身を立てるこそ真の幸福(物事の終わりは大きく、しっかりと身を立てることが幸福である。)

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と言い伝えられてきました。

商売あるところには、招き猫とたぬきの置物が付きものなのです。

そう考えて意識してみると、京都市内の至る所でも目に付くものですよ、きっとあなたの周りでも沢山あると思います。

「商売繁盛」頑張りましょう!

ではまた・・・一です<(^´)>