京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

暑い日の熱い戦い!

2014-08-06 | インポート

8月に入りすぐに、連日猛暑日が続く京都市内です。

ひまわり畑は、満開になり、見頃となっています。

高校生の夏は、野球が盛り上がりますが、その応援で

活躍している、吹奏楽部にとっても熱い熱戦があります。

それは、第51回京都府吹奏楽コンクールです。

8月4日、5日と高校生、部Aの熱き戦が行われました、

一年間をこの日のために毎日ハードな練習をしてます。

ひたすら、金賞と京都府代表3校だけが出場できる64回

関西吹奏楽コンクールを目指して!

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真夏を象徴する花は、向日葵ですね。

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ミツバチが花粉まみれになりながら、がんばっています。    <サイダー>


祇園祭 其の六 -疫神社 夏越祭-

2014-08-04 | インポート

7月31日、八坂神社の境内にある祇園祭の粽にゆかりのある、

「蘇民将来」を祀る疫神社の夏越祭に行って来ました。

7月1日より、1ヶ月にわたった祇園祭の最後を締めくくる神事です。

神社の前にテントが設けられ、神職や祭関係者の方が参列し、

10時より神事が営まれ、神職が厳から祝詞を読みあげ、

祇園祭が無事終了したことを神前に報告されました。

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その後、参列者は鳥居に設けられた、高さ2mを越す「茅の輪」をくぐり、

無病息災を祈願、「蘇民将来子孫也」の護符を授かっておられました。

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私が神社に着いたのは10時前でしたが、

一般参拝者の方200名ぐらい並んでおられ、

11時より一般の参拝が出来ると言うことで、1時間ほど並びました。

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参拝は、「茅の輪」を回るのではなく、くぐり抜けて、

拝殿に向かって無病息災を祈願します。

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ここでは、1人2本ぐらい「茅」を抜く事が出来ますので、

抜いた「茅」で輪を作り、受付で売っている「蘇民将来子孫也」の護符(200円)を、

輪にくくり、家の玄関に飾ると、家族が無病息災で暮らせると言われています。

私は、不器用なので上手に出来ませんでしたが、輪を作り、家に飾りました。

いろいろと話題の多かった今年の「祇園祭」でしたが、皆様はいかがでしたか?

当館のブログにも、多くのスタッフの方が投稿され、楽しませて頂きました。

歴史のある、世界に誇る「祇園祭」。いろいろ変遷はあると思いますが、

これからも皆様の想いで盛り上げていきましょう。

<京都 好き男>


大暑末候

2014-08-04 | インポート

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8月・葉月になりました。
ご無沙汰しております。石長松菊園クリスタルの"カルロス・ディオール"でございます。七十二候では「大雨時行 たいうときどきふる」という大暑末候だそうです。
入道雲、雷、土砂降りの夕立・・・たまりません。しかしあと3日ほどしますともう立秋に。なんか、その言葉を聞くと暑い夏も過ぎ去っていくのが寂しくも思えてきます。

さて、クリスタルでは4日よりカルロス自慢の娘4人を季節ごとに一人づつ皆様に可愛がっていただこうと企てております。8月は好評のマイルド&リッチカレーのバリエーションとしまして夏野菜たっぷりのカレーをリリースいたします。どうぞ?夏実”と呼んでくださいませ。女性には特にお薦めです?
因みにお値段は¥800となっております。

 

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近頃、キャリーパミュパミュさんの♪きらきら キラー♪がとても気に入っている"カルロス・ディオール"でした、合掌(-||-)


京の七夕散策はいかがですか!

2014-08-03 | インポート

8月2日から京の七夕が始まりました。

なぜこの時期なのでしょうか?と思われる方も多い事

でしょうが、旧暦の七夕に合わせています。

又この七夕は、通常と違いイルミネーションでか彩るイベントです。

明るい時に行くと期待はずれになりますよ!と言いつつ私が夕方4時30分頃

の会場をご紹介します。参考にして暗くなってから行ってください。

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二条城前付近の堀川

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少し歩くと行灯が並んでます。京都に関係した有名人の書体があります。

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夜は、幻想的な光の空間になります。

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京都や大阪の芸大生のオブジェもありました。

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一条戻橋付近は、堀川通から子供たちの可愛い作品もありますよ!

<サイダー>


千日詣

2014-08-02 | インポート

通称千日詣、正式には千日通夜祭という愛宕神社のお祭りです。7月31日夜から8月1日早朝にかけて表参道登山口から頂上の愛宕神社まで灯りが終夜灯され多くの老若男女が千日分の火伏防火のご利益を求めて列を作って登ります。3歳までに上ると生涯火事にあわないということから幼子を背負って登る親も、中には前に抱き後ろに背負って登るお父さんもいます。上る人には「おのぼりや~す」、下る人には「おくだりや~す」の声が絶え間なく続く。これが意外と励みになっているような気もします。
この参道は約4kmほどありますが、一丁ごとにお地蔵さんが置かれ、、100mごとに1/40の表示があるのです。道は3/1が階段状、ガレ場の激坂、20丁目の一文字屋跡休憩所に着くころにはやっつけられてしまいます。5歳くらいの女の子がお母さんと一緒に頑張っているのを見て、やっこらしょと立ち上がれば、そこからは道はやや緩やかになり、2か所の夜景ポイントで癒されながら進みます。が、40/40を過ぎると(実はこの標識、神社までではなく境内入り口までだったのです)とどめの階段3連発、登り切ったと思ったらまだ階段が、これを登ったらまだ階段が、「愛宕大神」の掲額が見えてやっと到着、達成感で心が満たされます。
本殿前は参拝する人、「火廼用心」のお札やお守りを買い求める人、既にお休みモードの人、などなど。ここでは休憩できそうにないので下の桜の森へ。空いているベンチを見つけ休憩。涼やかな風に気持ちよく寝れそうなのですが、うとうとっとしたところで目が覚める。風邪をひく前に下山開始。よくぞこんな坂を上ったものだと感心しながら下っていく。これから上る人もいる。この人たちが神社に到着する頃には夜が白み始めていることだろう。
登山口の鳥居の前では記念撮影にはしゃぐ大学生グループ、全員の下山を待つのか心配と疲れが顔に見えるOLと思われるグループ、鳥居をくぐって振り返り一礼する人、様々な顔を見せて千日詣は終わります。

皆さん、お疲れ様でした。

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因みに、愛宕山は京都の西に位置し、標高924m。愛宕神社が山頂とされますが、実際の山頂は少し北へ行ったところで一般人は立ち入りできません。
摂社の一つで明智光秀が参籠し信長への謀反を決めたといわれています。「時は今 あめが下しる 五月哉」が有名です。
登山道は表参道のほかに月の輪コース、空也滝コース、水尾コース、高尾から上る首無地蔵コースなどがありますが、水尾コースはJR保津峡駅から1時間近く歩きます。これを使うなら下山です。首無地蔵コースも登山口までが遠い。オススメは月の輪コース。清滝から20分ほど歩いた空也滝入り口に登り口があります。きつい坂はありますが知れています。眺望も開ける場所も多く、時期が合えば、月の輪寺にある明智光秀お手植えと伝わる石楠花の満開を見れるかもしれません。眼下の谷に広がる椿もあります。倒木に生える3本杉という面白いものも見られます。