2023年12月7日(木)
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大雪 旧暦11月節気(新暦12月7日頃)
「すでに山の峰が積雪に覆われている季節」の意から「大雪」とされています。
街にも冷たい北風が吹き、本格的な冬の到来を感じさせる頃です。年によっては日本海側が大雪に見舞われることも。
冬の旬魚、鰤や鰰(はたはた)の漁が盛んになる時期でもあります。 師走のせわしさが日に日に増してきます。
『和の暦手帖』P.92-3
七十二候
大雪初候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)新暦12月7日~11日
大雪次候 熊蟄穴 (くまあなにこもる) 新暦12月12日~15日
大雪末候 鱖魚群 (さけのうおむらがる) 新暦12月16日~21日
天地の気が「閉塞する」のが冬というわけだが、今年は気が開きっぱなしで熊も跋扈を止めない。鮭の戻りは年々減っている。
ハタハタの漁獲量も上に同じだが、これを論じた下記の記事に考えさせられる。
「(ハタハタの水揚げが)減少したのは、中国漁船のせいではありません。また、近年問題になっている海水温上昇のせいでもないことは、既に30年以上前から減少が始まっていたことから分かります。
資源が潤沢であれば良いのですが、産卵期に減り続けるハタハタを獲り過ぎているのが現実です。おまけに小さな一年魚も容赦なく獲っています。成長乱獲と加入乱獲の挟み撃ちで、資源が崩壊していくのは当然です。」
資源が潤沢であれば良いのですが、産卵期に減り続けるハタハタを獲り過ぎているのが現実です。おまけに小さな一年魚も容赦なく獲っています。成長乱獲と加入乱獲の挟み撃ちで、資源が崩壊していくのは当然です。」
要するに水産資源管理の思想も運用も、欠落に近いほど不足しているというのが論者のポイントである。
銘記すべし。
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