先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

北海道の名付け親・松浦武四郎の首飾り再現 糸魚川のひすい職人・山田さん

2018-10-05 | アイヌ民族関連
産経ニュース 2018.10.5 07:02
 「北海道の名付け親」と呼ばれる探検家、松浦武四郎(1818~88年)が愛用した古代のひすいの勾玉(まがたま)などを連ねた大首飾りのレプリカを、松浦の出身地の三重県松阪市が糸魚川市のひすい職人、山田修さんに依頼して作った。
 武四郎は、北海道の詳細な地図を作製、アイヌ民族に対する和人の差別を記録するとともに、屈指の骨董(こっとう)品コレクターとしても知られている。首飾りは縄文から古墳時代、そして近代までの243の石を連ね長さ145センチ。3キロの重さがある。
 山田さんは静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)が所蔵する実物を約1年かけて写し、国内外の原石を削って完成させた。13日から松阪市の松浦武四郎記念館で展示される。
http://www.sankei.com/region/news/181005/rgn1810050045-n1.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ民族博物館の鉄骨が立ち上がる【白老】

2018-10-05 | アイヌ民族関連
室蘭民報2018.10.04
鉄骨の構造物が立ち上がった国立アイヌ民族博物館整備地
 白老・ポロト湖畔で工事が進められている国立アイヌ民族博物館の鉄骨がこのほど立ち上がった。本体工事の工期は来年11月まで。一般公開は2020年4月24日。
 象徴空間の核施設で、東北以北初の国立博物館となる同博物館は地上3階、延べ床面積約8600平方メートル、横幅約130メートル、高さ約20メートル、奥行き約40メートル。1階はエントランスホール、映像や音声でアイヌ文化の概要などを紹介するシアター、カフェ、ミュージアムショップ、研究交流室、ライブラリーなどを配置。2階には基本展示室、特別展示室、テーマ展示室、収蔵庫、ポロト湖を眺望できるロビーなどを配置する。
 今春に着工。これまでくい打ちや基礎工事が行われていた。このほど鉄骨の構造物が立ち上がり、今後建物の骨組みとなる躯体(くたい)工事が本格化する。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/7971

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食文化楽しめる地域に札幌・函館地区 フードツーリズム協が選定

2018-10-05 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/05 05:00
 旅行会社などでつくる日本フードツーリズム連携協議会(東京)は4日、地域の食文化が楽しめる「フードツーリズムエリア」の認証地域に「札幌・函館」地区を含む全国3地区を選定し、都内で認証式を行った。
 「札幌・函館」は、農業振興に取り組む企業や飲食業者らでつくる「Peace Kitchen HOKKAIDO(ピース・キッチン・ホッカイドウ)」が申請。両市とその周辺地域の伝統的な地域食材としてサケや昆布などを挙げ、アイヌ料理やタラコの昆布巻きづくりなどが体験できると紹介した。「自然や動物に感謝して生きるアイヌ民族の精神と融合した食文化に触れられる」と評価された。
 認証式で「Peace~」の矢田項一副代表は「1カ月前に地震があったが、道内のほとんどの地域はいつもの生活を取り戻している。多くの人に北海道にきてほしい」と訴えた。
 認証制度は今年から始まり、全国8地区から申請があった。札幌・函館のほか石川・能登島と滋賀県も選ばれた。(井上雄一)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/235057

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩手)NZラグビー強豪校、「ハカ」披露 被災地訪問も(動画)

2018-10-05 | 先住民族関連
朝日新聞 2018年10月5日03時00分

 来秋開幕のラグビーワールドカップ(W杯)を前に、ニュージーランドの高校ラグビーチームが岩手を訪れ、交流活動を続けている。4日には県庁を訪れた後、先住民族マオリ族の伝統的な踊り「ハカ」を県職員らに披露した。
 岩手を訪れているのは同国のクライストチャーチのラグビー強豪校の生徒たち約20人。9月27日から来県し、釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで県内の選抜チームと交流試合をしたり、同市の被災した旅館で東日本大震災の発生当日の話を聞いたりしてきた。
 クライストチャーチは、震災前の2011年2月に大地震に見舞われた。キャプテンのマット・デュラントさん(16)は「震災や津波のことを現地で学んだり、同世代たちと交流したりできて良かった。ラグビーを通して、W杯の後もお互いの絆を育みたい」と話した。(渡辺朔)
https://www.asahi.com/articles/ASLB4447YLB4UJUB005.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松浦武四郎の天塩川探査を顕彰 中川町がエゾマツ記念碑

2018-10-05 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/04 05:00

川口町長(左から2人目)ら関係者が除幕した松浦武四郎の踏査記念碑
 【中川】北海道の名付け親として知られ、幕末に天塩川流域を探査した探検家松浦武四郎(1818~88年)の功績を後世に伝えようと、町は記念碑を町郊外の佐久地区に建てた。
 町中心部から10キロほど南の国道沿いに建立。北大中川研究林にあった樹齢約150年、高さ4・5メートルのアカエゾマツを使用した。武四郎の生誕の地、三重県松阪市の松浦武四郎記念館の元館長、高瀬英雄さん(80)による揮毫(きごう)「松浦武四郎踏査地」が彫られている。
 9月25日には記念碑の除幕式が行われ、川口精雄町長と高瀬さんら約20人が出席。川口町長はあいさつで「記念碑には天塩川に住み、武四郎に関わる私たちの魂が込められている」と強調し、地元企業などの協力に感謝した。式の後、高瀬さんは、アイヌ民族の伝統楽器ムックリ(口琴)を演奏し、出席者は武四郎とアイヌ民族との交流に思いをはせた。(鈴木宇星)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/234631


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全小中校で「だて学」導入へ 縄文、アイヌ民族文化/開拓の歴史 伊達市教委

2018-10-05 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/04 05:00
 【伊達】市教育委員会は市内の全小中学校の全学年で、伊達の歴史や文化、産業を学ぶ授業「だて学」を導入することを決めた。来年度にモデル校で試験実施し、2021年度までに全校で導入する計画だ。
 郷土愛やまちづくりに貢献する意欲を育む狙い。これまで市内の小中学校は、地場の農業や漁業などを学ぶ機会を設けていたが、各校でばらつきがあった。
 「だて学」は、市内に史跡が残る縄文やアイヌ民族の文化のほか、旧仙台藩亘理(わたり)伊達家の家臣団による開拓の歴史、農漁業の特徴、有珠山などの自然環境について、全校一貫した内容で教える。
 小中学校の総合的な学習の時間などを充てる予定。中学校では市の財政状況やまちづくりの課題を学んだ上で、生徒たちが考えた解決策を市議会の議場で発表してもらう。
 発案した影山吉則教育長は「財政も学ぶことで夢物語ではなく実現可能な施策を考えることができる。まちづくりに関わる人材を一人でも多く育てたい」と説明する。
残り:223文字/全文:635文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/234635

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根源的な問いに向き合う映画「太陽の塔」、上映開始

2018-10-05 | アイヌ民族関連
オルタナ10/4(木) 13:12配信

大阪万博から48年経つ今年、万博会場に唯一残る岡本太郎の「太陽の塔」が、再び脚光を浴びている。改修された塔内部が3月から公開され、9月15日から展覧会「太陽の塔」(あべのハルカス美術館)が、29日から映画「太陽の塔」の上映が始まった。「経済やテクノロジー至上主義へのアンチテーゼを万博のど真ん中に打ち立てた」岡本太郎への共感を語る関根光才監督に、映画に込めた思いを聞いた。(オルタナ編集委員/海洋ジャーナリスト=瀬戸内千代)
関根氏は、数年前に初めて太陽の塔の裏側を見て、不気味な暗い太陽の絵に驚いた。「日本中のファミリーが集まる万博で、敢えて闇の面を見せつけた作者には相当な意図があるはず」と興味を持ち、パルコが企画した映画の監督公募に応募した。
著書を読み、関係者に取材し、知的な思想家としての太郎を再認識した関根氏は、「彼が探り当てようとした根源的なことを頭より心で感じ取れる映画にしたい」と考え、幅広い人選で29人に計46時間のインタビューをし、アイヌの歌や岩手の踊り、「縄文の少女」のフィクション映像などを織り交ぜて、112分のドキュメンタリー映画を完成させた。
後半には、原爆、敗戦、原発、巨大防潮堤、帰還困難区域などが次々と登場する。万博に「世界を支える無名の人々」や原爆のキノコ雲の写真を飾った太郎の感性に呼応するような仕上がりだ。
「どうすれば自分の生(せい)をつかみとれるのか。彼の問いかけは、当時も今も十分には理解されていない。その結果として、人為的なカタストロフィーが起きている。原発事故は、目に見える結果の一例。日本のアートシーンは重大なことから目を背けがちだが、見過ごすわけにはいかない」と、関根氏は語る。
関根氏は、20代でカンヌ国際広告祭の若手監督グランプリを受賞し、その後も短編映画やホンダ、ナイキ、アディダスなど世界的ブランドのCMを多数手がけ、高い評価を得てきた。本作が初の長編ドキュメンタリー映画となる。
エンドロールに表示される「NOddIN(ノディン)」は、関根氏など映像作家たちが、3.11後の日本社会の変遷に責任を感じ、「政治や社会問題をタブーとしない表現をしよう」と立ち上げたアートプロジェクトの名称。ロゴを逆さまにすると「にっぽん」と読める。
映画「太陽の塔」は9月29日から、渋谷・シネクイント、新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田などで上映中。順次、全国で公開される。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181004-00010001-alterna-cul

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする