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新千歳空港国際アニメ映画祭「リズと青い鳥」「秒速5センチメートル」爆音上映などプログラム決定

2018-10-16 | アイヌ民族関連
アニメハック 2018年10月15日(月)12:00

北海道・新千歳空港ターミナルビルで11月2~5日に開催される「第5回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」の招待プログラムの詳細と、タイムテーブルが発表された。
目玉プログラムとして、今年4月に公開された劇場アニメ「リズと青い鳥」の爆音上映が決定し、舞台挨拶に山田尚子監督が登壇することが決定。さらに、同作の主題歌「Songbirds」を担当したバンド「Homecomings」が、イラストレーターのサヌキナオヤ氏とコラボレーションしたイベント「Homecomings & Naoya Sanuki presents “New Neighbors vol.5”」を開催し、ウェス・アンダーソン監督の「犬ヶ島」の爆音上映と、アコースティックセットライブを行う。
また、新海誠監督の劇場アニメ「秒速5センチメートル」の爆音上映や、カートゥーン・ネットワークで2019年放送予定の「サマーキャンプアイランド」の無料上映も決定。テレビアニメ作品の上映では、「少女☆歌劇レヴュースタァライト」から小山百代と相羽あいな、「ゴールデンカムイ」から小林親弘と白石晴香をゲストに招いてのトークーショーが行われる。
そのほか、アイヌの伝承をもとにした「オルシペスウォプ」のトーク付き上映や、8月に公開された劇場アニメ「ペンギン・ハイウェイ」の石田祐康監督が、これまでの活動を振り返るトークプログラムも開催。コミックス・ウェーブ・フィルム、スタジオコロリド、グラフィニカといった3つのアニメーション制作スタジオをフィーチャーした特集プログラムなども行われる。
https://anime.eiga.com/news/107267/

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アイヌ料理がおいしそう…『ゴールデンカムイ』で描かれる食の魅力

2018-10-16 | アイヌ民族関連
女性自身2018/10/15 16:00 最終更新日:2018/10/15 16:00

家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、週刊ヤングジャンプで連載中の大人気マンガ『ゴールデンカムイ』に注目。
■『ゴールデンカムイ』/野田サトル著(集英社)。1~15巻が発売中。
『ゴールデンカムイ』は現在、15巻まで単行本が発売され、テレビアニメ化もされています。
舞台は明治末期の北海道。日露戦争の帰還兵・不死身の杉元と、死んだ父の謎を追うアイヌの美少女・アシリパが出会い、隠されたアイヌの金塊を追います。脱獄囚たちの入れ墨が金塊のありかを示す地図と知り、新選組の土方歳三や第七師団の将校も参戦。荒ぶる自然やどう猛な動物と闘いながら、争奪戦を繰り広げます。
バトル描写が過激な半面、笑いの要素も多い本作。大自然を知り尽くしたアシリパを杉元は「アシリパさん」と呼んで常に絶対服従です。
そして、野趣あふれるアイヌ料理のおいしそうなことといったら……。生の魚や肉をみんなでたたいて食べる「チタタプ」、つみれ鍋のような「オハウ」など、グルメマンガかと思うほど。杉元も「団子の甘さに筋子ダレのしょっぱさがあいまって、とぉ~ってもヒンナ!!」と、グルメ番組さながらのコメント。「ヒンナ」とは食べ物や自然への感謝を示すアイヌ語です。
強い男たちがツンデレぶりを発揮するギャグシーンも多く、ギャップ萌えで身もだえするはず。果たして金塊は誰の手に!? 早く次が読みたくなる大作です。
https://jisin.jp/column/1671814/

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「ゴールデンカムイ」人間剥製制作者は誰にも認められなかった寂しがり屋。第2クールスタート13話

2018-10-16 | アイヌ民族関連
ニコニコニュース 2018/10/15 09:45エキサイトレビュー
分割第二期スタート! アニメ『ゴールデンカムイ』(→公式サイト)。第二期一話目は「十三話」という扱い。
「第十四話 まがいもの」は今日10月15日(月)23:00より、TOKYO MXほかで放送。オンライン配信はFOD独占配信中。
●十三話「江渡貝くん」あらすじ
アイヌの村から奪われた埋蔵金を追う、杉元佐一、土方歳三、鶴見中尉の3勢力。
中でも狡猾に動く鶴見中尉は、金塊を軍資金にクーデターを起こし、軍事政権を作るという野望の持ち主。
彼が目をつけたのは、夕張に住む江渡貝弥作。剥製所を営む青年で、製作環境にぴったりの気候を求めて北海道に引っ越してきたらしい。
実際は、人間の剥製作りに夢中になったため、炭鉱事故が起こりやすい夕張で墓荒らしをしていた。
彼の一流の人皮処理技術を見初めた鶴見は、金塊の在り処のヒントになっている人皮の偽物を作るよう、彼に依頼する。
●江渡貝くんとエド・ゲイン
人間剥製で思い出されるのが、殺人鬼エド・ゲイン。直接的なつながりは明言されていないが、共通点を探ると江渡貝のキャラクター性が見えてくる。
二次大戦後の20世紀中盤、15人の女性の死体を解体して、その身体の皮を使って家具、食器、衣装を作ったエド・ゲイン。実際に殺害したのは2人で、残りは墓場から掘り返してきたもの、らしい(諸説ある)。
この事件は世界中を驚かせると同時に、その猟奇性が怪物ゴシップ的に大人気。映画などの他、人皮ファッションはアート的にモチーフにされることも多々。
今回の「ゴールデンカムイ」で登場する江渡貝のファッションショーは、グロテスク感はほとんど無く、極端にコミカルなものになっている。
作品全編に渡って出てくる「人皮」は、シリアスシーン以外では茶化すことが多い。その象徴のようなシーン。
特に人皮をキャットウォークする江渡貝は、あまりにもアニメーションがぬるぬると動きすぎていて、ギャグでしかない。そういうところに力入れる姿勢、スタッフを信用できる。
なお江渡貝が偽物人皮を作っている最中に身にまとっている、乳首だけを長くつなげたベルトは、エド・ゲインが実際に製作している。
●受け入れ信じてくれる人
江渡貝が苦しみながら育った様子は、エド・ゲインがねじれた成長を送ってしまったのとかなり似ている。
母親のオーガスタを絶対的な存在として崇めていたエド・ゲイン。
彼女は極端に厳しい教育で、性への嫌悪感を息子に植え付けていたらしい。
その影響からエド・ゲインは、去勢願望を抱いたり、女性の皮膚を身にまとったりしたと言われている。
死体漁りは性的な欲求ではなく、母親のような中年女性を探すのが目的だったようだ。
一方江渡貝は剥製化した母親の幻聴に常に苦しめられており、絶対的存在として従い続けている。
母親の幻聴「お父さんは他の男と同じ悪い男、あなたを愛する人間はいないわ! あなたを去勢したのもお父さんに似てきたからよ!」
さらっと流されるシーンだが、勝手に息子を去勢するほど、母親が暴君だったのがわかるセリフ。それでも信じていた江渡貝の抑圧がここだけで見えてくる。
鶴見中尉は彼の心理を見抜いて、江渡貝に刺青人皮を見せて、自分が彼と同じ人種であるように見せかけた。
一発で江渡貝と鶴見が通じ合うシーンは、やたら乙女チックな演出で笑えるのだが、江渡貝からするとこれは魂の救いだ。
鶴見「いいねぇ!時代の最先端だよ江渡貝くん!」
鶴見中尉のセリフが、江渡貝を釣るためのテクニックなのかどうかはわからない。
ただ、今まで母親の圧力に従っていた江渡貝が、初めて褒められ認められたのはあまりにも大きい。
彼が鶴見の勧めで母親の剥製に向かって、自ら引き金を引けたのは、呪縛から解放する儀式だ。
鶴見「巣立たなきゃいけない。巣が歪んでいるから君は歪んで大きくなった」
どういう意図の発言かは定かではないが、苦しみ続けていた江渡貝を幸福にしたのは、間違いなく鶴見中尉。
私利私欲や大義のために、なんでも利用する人間が跳梁跋扈するこの作品。
中でも鶴見中尉のカリスマ性は、作品を通じて不可思議なものとして描かれている。彼が残虐な人間なのは間違いない。けれども、時折素で優しいように見える瞬間もあるから厄介。どうも江渡貝への態度は、100%作戦には見えない。
江渡貝と鶴見中尉の関係は、エド・ゲインの側に「理由はともあれ受け入れる」人間がいたら救いはあったのか、というIF的な展開にも思える。
●夕張と剥製
ちなみに、夕張と剥製で思い出されるのは「知られざる世界の動物館」。
1980年代に建てられたもので、かなりの数の剥製が展示されていた建築物。自然の景色風のジオラマを上から眺めることができるくらい大きなもので、小中学生の見学定番ルート。
ただ、室内は剥製がぎっしりと数多く並んでいるため圧迫感があり、薄暗さゆえに恐怖感のほうが強かった印象がある。
2006年に破綻して閉館。展示されていたうちの641体が国立科学博物館に無償で寄贈された。その理由の1つが、「種の保存法」で一般での売買ができない剥製が70体あったから(参考記事・四国新聞社)。今は建物も解体され、存在しない。
「ゴールデンカムイ」夕張編はこの後、炭鉱が舞台になっていく。
2018年4月にリニューアルオープンされた夕張市石炭博物館は、網走刑務所と同じくらいに楽しめる資料性と愉快さ(模擬炭鉱内の怪しさは見所満点)になっているので「ゴールデンカムイ」ファンにはオススメのポイント。
鶴見・江渡貝の人皮騒ぎの一方で、杉元たちがフキやサクラマスを食ってキャッキャウフフしているギャップが、実に「ゴールデンカムイ」安心のごった煮感、二期も安心して見られそうな構成だ。
もうひとりの主人公ともいえる谷垣は、アイヌの少年チカパシに邂逅。日本語の意味で「勃起」。マタギの先輩だった二瓶鉄造の魂が思い出される。
谷垣の「本当にいい名前を貰ったな、チカパシ。いい名前だ、勃起」というセリフの、腰の抜ける文字面と、情熱的な人間性のギャップもまた、実に「ゴールデンカムイ」。
ところで、親分と姫の話はカットなんですかね…?
(たまごまご)
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4026833

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武四郎「共生できた人」…国内外の研究者

2018-10-16 | アイヌ民族関連
読売新聞 2018年10月14日
武四郎の肖像写真パネルを前に講演する高橋源一郎さん
 「北海道」の名付け親として知られる松阪市出身の探検家・松浦武四郎の生誕200年を記念するフォーラム「武四郎の道は未来へとつづく」が13日、同市川井町のクラギ文化ホールで開かれた。
 フォーラムには市民ら約900人が参加。作家で明治学院大教授の高橋源一郎さんが「未来から来た人」と題して基調講演し、「アイヌ文化に加え、言語や植物などあらゆる研究をした武四郎は、違う民族との共生ができた人」と評した。
 小中学生による武四郎の学習発表に続いてトークセッションがあり、武四郎が晩年に過ごした書斎「一畳敷」を研究したコロンビア大名誉教授のヘンリー・スミスさん、北海道大アイヌ・先住民研究センター客員教授の佐々木利和さん、松浦武四郎記念館主任学芸員の山本命さんが登壇。
 スミスさんは「武四郎は人を驚かせるのが好きだった」と語り、独創力が強かった武四郎の一面を紹介。佐々木さんは「絵と文章でアイヌの文化、言語、伝承を後世に残した」と業績を評価した。山本さんは「伊勢神宮へつながる道が集まる松阪に生まれ、旅を通じて成長し、進むべき道を見いだした。フォーラムを機に武四郎を100年先にも伝えてほしい」と、次世代の人たちに期待した。
https://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20181015-OYTNT50046.html

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道内の文化財を訪ねて 目梨泊遺跡(枝幸町) 文化の接触と融合 オホーツク人の死生観 /北海道

2018-10-16 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月14日 地方版
 5~9世紀を前後する数百年間、北海道のオホーツク海沿岸を中心に、北はサハリン、東は千島列島にかけて海洋狩猟民・オホーツク人が独自の文化を展開した。中でも枝幸町の目梨泊(めなしどまり)遺跡は、8~9世紀の道北におけるオホーツク文化最大級の集落として知られる。50基を超える墓と出土品は、大陸をはじめ道央や本州との主要な交易拠点であったことを示すもので、奈良時代に本州で造られた蕨手刀(わらびてとう)などが国の重要文化財に指定されている。【本間浩昭】
 稚内からオホーツク海沿岸を約110キロ南下すると、竜が頭から海に沈んでいくように見える岬がある。ア…
この記事は有料記事です。
残り1988文字(全文2262文字)
https://mainichi.jp/articles/20181014/ddl/k01/040/065000c

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写真家・石川直樹 辺境の旅、グローバルに 北九州市立美術館分館で開催

2018-10-16 | 先住民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月14日 西部朝刊
 <日曜カルチャー>
 酷寒の極地、世界最高峰級の山々など世界各地を撮影してきた写真家・石川直樹(41)の作品展「石川直樹 この星の光の地図を写す」が北九州市立美術館分館(同市小倉北区)で開かれている。旅の軌跡を約300点で紹介。普通なら行けない辺境にいる気分になるだけでなく、人間の生活が雄大な自然の中で成り立っていることに気づく。世界を見る目も変わってくる。【大森顕浩】
 石川は1977年、東京生まれ。98年の北米のデナリ(旧名マッキンリー)を手始めに、2001年に七大…
この記事は有料記事です。
残り1402文字(全文1638文字)
https://mainichi.jp/articles/20181014/ddp/014/040/003000c

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<新刊と文庫>「辺境の路地へ」など

2018-10-16 | アイヌ民族関連
北海道新聞 10/14 05:00
<単行本>
◆辺境の路地へ 上原善広著
 大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家が全国各地の辺境や路地裏を訪ね歩いた、エッセー集。道北のアイヌ文化を描いた「怨念のニレ」、徒歩での冬季北海道縦断旅行の顛末(てんまつ)を語る「定宿」、札幌近郊の女性のアパートに転がり込んだ体験をつづる「北国逃亡」など、北海道にまつわる話も収録。(河出書房新社 1782円)
◆ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。 幡野広志著
 昨年、がんで余命3年と宣告された35歳の写真家が2歳の息子に向けたメッセージ。孤独は必要なもの。お金と仕事は目標ではなく、夢を叶(かな)えるためのツール。幸せが何かは自分で決めて良い―など、人生を懸けて紡ぎ出す言葉が心を打つ。子どもに真剣に向き合うことは、決してがん患者だけの話ではない。(PHP研究所 1512円)
◆ミャンマーからラオスへ 古タイ族と出会う山岳回廊 桑野淳一著
 タイのタマサート大客員教授としてバンコクに住む著者が、列車やバスで東南アジア東北部奥地を訪ね歩く。山岳地帯を抜けてたどり着いたラオスの世界遺産の町ルアンプラバン。ミャンマー辺境の町チェントン。少数民族の歴史をひもときながら巡る旅に心引かれる。(彩流社 2160円)
◆青い春を数えて 武田綾乃著
 親友と思ってはいるけれど、あの子にだけには絶対に負けたくない。放送部のエースである親友との勝負を避けるため、コンテスト出場から逃げ続ける女子高生の胸の内を描いた短編から始まる連作短編集。輝かしくも晴れやかでもない青春の痛みが、同世代の読者だけではなく、大人の読者にも強く深く伝わるはず。(講談社 1458円)
<文庫・新書>
◆甲子園という病 氏原英明著
 スポーツジャーナリストの著者が感動の裏に潜む高校野球の問題点を指摘。虐待ともいえる投手の登板過多による故障、自主的思考を奪う長時間練習、学校教育の不在。甲子園出場選手や監督への取材をもとに勝利至上主義の弊害を明らかにする。(新潮新書 778円)
◆虚偽自白を読み解く 浜田寿美男著
 無実の人が罪を告白し、犯行内容を語る虚偽自白。本当に無実なら自白などしないと思う世間の常識に対し、虚偽自白が生まれ撤回するまでの過程を丹念に分析して解説する。足利事件、狭山事件、袴田事件などの実例を挙げ、誰もが陥る可能性のある冤罪(えんざい)の構造を明らかにする。(岩波新書 950円)
◆ビヨンド・リスク ニコラス・オコネル著
 1930年代から90年代に活躍した世界の登山家17人のインタビュー集。無酸素登頂にこだわったイタリアのメスナー、遠征隊長として天才的組織力でエベレスト南西壁を制覇した英国のボニントンらを紹介した1996年刊の文庫化。手塚勲訳。(ヤマケイ文庫 1404円)
◆薩摩の密偵 桐野利秋 桐野作人著
 幕末維新期に剣客として恐れられ、“人斬り半次郎”と呼ばれた、中村半次郎(桐野利秋)の人物像を解説する。長州藩への密偵として暗躍。西南戦争では軍事的役割を果たした。西郷隆盛の側近でありながら距離を置いた心理などが、多くの資料から浮き彫りになる。(NHK出版新書 886円)
◆職業、女流棋士 香川愛生著
 著者は女流王将を2期連続で獲得した女流棋士。歴史や競技人口から見た棋士と女流棋士の違い、女流タイトル戦の種類や対局の仕組みなどを紹介する。9歳で出会った将棋に関する思い出に加え、女流棋士も対局料と普及活動で食べていける制度づくりが必要と提言。(マイナビ新書 918円)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/238050

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