NHK 10月08日 12時41分

先月の地震で、日高の平取町にあるアイヌ文化を発信する博物館では、展示していた工芸品が割れる被害があり、博物館では修復作業を行うことにしています。
今回の地震で、平取町の二風谷アイヌ文化博物館では、建物や室内のガラスケースなどに大きな被害はありませんでしたが、展示していた「イタ」と呼ばれる伝統工芸品の木製の盆が落下し割れる被害が出ました。
割れたイタが制作された詳しい年代はわかっていないものの、博物館が開館した26年前からコレクションに含まれていて、表面の模様は道南のアイヌの人たち特有の技巧で貴重な資料だということです。
博物館では、割れたイタを修復したうえで今回の地震の被害の説明を添えて展示することにしています。
一方、国の重要有形民俗文化財に指定されているアイヌ民族の民具のコレクション919点を含むほかの展示品に被害がなかったことから、博物館は先月13日から開館しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181008/0004674.html

先月の地震で、日高の平取町にあるアイヌ文化を発信する博物館では、展示していた工芸品が割れる被害があり、博物館では修復作業を行うことにしています。
今回の地震で、平取町の二風谷アイヌ文化博物館では、建物や室内のガラスケースなどに大きな被害はありませんでしたが、展示していた「イタ」と呼ばれる伝統工芸品の木製の盆が落下し割れる被害が出ました。
割れたイタが制作された詳しい年代はわかっていないものの、博物館が開館した26年前からコレクションに含まれていて、表面の模様は道南のアイヌの人たち特有の技巧で貴重な資料だということです。
博物館では、割れたイタを修復したうえで今回の地震の被害の説明を添えて展示することにしています。
一方、国の重要有形民俗文化財に指定されているアイヌ民族の民具のコレクション919点を含むほかの展示品に被害がなかったことから、博物館は先月13日から開館しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181008/0004674.html