先住民族関連ニュース

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吉川英治文学賞に京極夏彦さんら 文庫賞は上田秀人さん

2022-03-03 | アイヌ民族関連
北海道新聞03/02 20:52
 吉川英治文学賞(吉川英治国民文化振興会主催)など各賞が2日、次の通り決まった。賞金は文学賞が各300万円、文庫賞と文学新人賞、文化賞は各100万円。贈呈式は4月11日、東京都内のホテルで。
 【第56回吉川英治文学賞】京極夏彦さん(58)「遠巷説百物語」(KADOKAWA)▽中島京子さん(57)「やさしい猫」(中央公論新社)
 【第7回文庫賞】上田秀人さん(62)「百万石の留守居役」シリーズ(講談社文庫)
 【第43回文学新人賞】小田雅久仁さん(47)「残月記」(双葉社)▽一穂ミチさん(44)「スモールワールズ」(講談社)
 【第56回文化賞】尾関清子さん(92)=縄文時代の布を研究、再現し実像を解明。名古屋市在住▽木村マサヱさん(73)=アイヌの子どもの教育支援を30年以上継続。北海道帯広市在住▽前田康弘さん(65)=障害者・高齢者の更生保護施設を運営し全国のモデルケースに。長崎県雲仙市在住。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/652016

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入れ墨は「誇り」 マオリのキャスター活躍 先住民族の文化再興 称賛広がる

2022-03-03 | 先住民族関連
北海道新聞03/02 05:00

マオリの伝統的な入れ墨を顔に施したオリーニ・カイパラさん(カイパラさんのインスタグラムから)
 【バンコク森奈津子】ニュージーランドの先住民族マオリに伝わる入れ墨を顔に施したマオリのアナウンサー、オリーニ・カイパラさん(37)が、同国のテレビ局で活躍している。昨年12月には人気ニュース番組のメインキャスターも務めた。かつて抑圧され、失われかけた先住民族文化の再興を象徴する出来事として、話題を集めている。
 政府が株式を保有するテレビ局などのアナウンサーとして経験を積んだカイパラさん。2017年にDNA検査を行いマオリであることを確認し、民族の誇りをさらに意識するようになった。そして19年、強い覚悟を持って口とあごに入れ墨を施した。
 昨年5月に民放キー局「スリー」へ移籍。午後4時半のニュース番組を担当しているが、12月に視聴者が多い午後6時のニュース番組に休暇中のキャスターの代役として登場すると、会員制交流サイト(SNS)で「歴史的な出来事」「勇気ある行動だ」と称賛の声が広がった。ゴールデンタイムのニュース番組に、顔に入れ墨があるキャスターが登場したのは同国でも初めてで、海外メディアも積極的に報じた。
 カイパラさんは地元メディアに「民族の文化やアイデンティティーが障壁となることは許されない」と強調し、「マオリにとって大きな勝利で、他の有色人種にとっても新たな境地を開く一歩になったのではないか」と語った。
 入れ墨は家系や地位を表し、あごと口に施す「モコ・カウアエ」は女性が成人となる通過儀礼だった。英国領時代の同化政策の下で差別の対象となり廃れかけたが、マオリ復権運動が盛んになった近年、施す女性が増えている。
 口の周りに入れ墨をする風習はアイヌ民族の成人女性にもあったが、明治政府に禁止され、現在はほとんど見られない。13年に来日したマオリの女性が道内の温泉施設で顔の入れ墨を理由に利用を拒否され、論争となったこともある。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/651594

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【北海道・白老】大注目の施設「ウポポイ」で、アイヌ文化の魅力に触れる!

2022-03-03 | アイヌ民族関連
るるぶ2022.03.02

古くからアイヌ文化が根付く町、白老町に2020年オープンした「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。話題のスポットの全体像と注目ポイントを余すところなくご紹介します!
「ウポポイ(民族共生象徴空間)」って?
アイヌ文化の復興・発展の新拠点として誕生したナショナルセンターです。道内初の国立博物館となる「国立アイヌ民族博物館」やアイヌ文化を五感で感じられる「国立民族共生公園」などで構成され、各施設で先住民族アイヌの文化や歴史に触れることができます。
アイヌ民族は独自の言語、文化、歴史を持つ先住民族です。本州北部や北海道、樺太、千島列島で狩猟、漁労、植物採取、他の地域の人たちとの交易などを生業に、各地にコタン(集落)を形成して暮らしていました。「アイヌ」とはアイヌ語で「人間」を指す言葉です。
■ウポポイ(民族共生象徴空間)
住所:白老町若草町2-3
TEL:0144-82-3914
交通:JR白老駅から徒歩約10分
営業時間:9~17時(季節により変動あり)
※最終入場は60分前
定休日:月曜(祝日または休日の場合は翌日以降の平日)
料金:大人1200円、高校生600円、中学生以下無料
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ウポポイ入場日と博物館展示室の観覧に予約制(日時指定)を導入中。体験交流ホールなど一部の施設では、整理券等(無料)による入場制限を実施。詳細はHPを参照ください。
日本初!アイヌ民族の歴史と文化を主題とした日本最北の国立博物館
「国立アイヌ民族博物館」
アイヌ民族の誇りが尊重される社会を目指し、多くの人々にアイヌ文化を伝え、その文化を未来につなげることを目的とした博物館です。アイヌ文化やそれに関わる人々を多彩な展示で紹介しています。「ことば」「世界」など6テーマをアイヌ民族の視点で紹介していて、「クマつなぎ杭」など興味深い展示品が並んでいます。
最新の映像技術を取り入れた伝統芸能を鑑賞「体験交流ホール」
ユネスコ無形文化遺産に登録されている「アイヌ古式舞踊」や伝統楽器ムックリの演奏など、アイヌ民族の伝統芸能を上演。アイヌ民族に伝わる物語の短編映像も鑑賞できます。上演される「シノッ(アイヌ民族の歌・踊り・語り)」は、最新の映像技術を取り入れた演出で、アイヌ民族の世界観や自然観を表現しています。伝統芸能と映像美を融合させた必見のプログラムです!
アイヌ民族の伝統的な生活空間を体感「伝統的コタン」
アイヌ民族の伝統的家屋・チセ群を再現しています。建物内で口承文芸実演やアイヌ民族の暮らしと文化解説、子ども向けの紙人形劇など多彩なプログラムを実施しています。
アイヌ語の歓迎あいさつでお出迎え「チキサニ広場(屋外ステージ)」
ポロト湖の美しい景観が広がるおもてなしの広場です。アイヌ語歓迎あいさつや伝統楽器ムックリの演奏で来園者を迎え入れます(夏期限定)。
食事やショッピングはここで!「エントランス棟」
券売所やインフォメーションをはじめ、オリジナルグッズなどが並ぶショップ、メニュー豊富なフードコートとレストランがあり、アイヌ文化を取り入れた食事も味わえます。
アイヌ料理にチャレンジ「体験学習館」
ムックリなどの楽器演奏鑑賞のほか、トンコリ演奏やアイヌ料理の調理(要事前予約)など各種体験プログラムを実施しています。
アイヌ民族の技術を実際に体験!「工房」
工芸家による実演で、長く受け継がれてきた技術を間近で見学できます。そのほか、木製スマホスタンドやあずま袋にアイヌ文様を施す、木彫体験や刺繍体験も楽しめます。
一部写真は(公財)アイヌ民族文化財団 提供
北海道観光振興機構が運営するポータルサイト「GoodDay 北海道」ではグルメや観光スポット、モデルコースなど北海道観光の旬の情報を発信。旅行前に最新情報をチェックしてみよう!
掲載した情報の詳細や、北海道についてもっと知りたい方は、『るるぶ北海道23』をご覧ください。
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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●この記事は『るるぶ北海道23』に掲載した記事をもとに作成しています。
https://rurubu.jp/andmore/article/15866

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知里幸恵「アイヌ神謡集」国境越え共感 序文30言語に翻訳

2022-03-03 | アイヌ民族関連
NHK03月02日 19時13分

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「銀の滴 降る降るまわりに」という印象的な表現で知られる「アイヌ神謡集」。その序文は、知里幸恵が100年前の3月1日に書いたとされ、いまでは30の言語に翻訳されています。
序文につづられたアイヌ民族の悲しみや願いが国境を越えて共感を呼んでいます。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220302/7000044003.html

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サケ皮の靴で 雪上楽しむ アイヌ民族の冬の山猟体験 白老

2022-03-03 | アイヌ民族関連
ニッポン.コム2022.03.02
アイヌ民族の冬の山猟について学ぶ体験行事が2月26日、白老町の森野スキー場で開かれた。

サケ皮の靴とかんじきを履いて雪上歩行を楽しむ子ども
一般社団法人白老モシリが企画し、町内の親子ら8人が集まった。参加者はまず、クチャと呼ばれる狩猟時用の仮小屋作りを体験。葉が付いたトドマツの枝を重ね合わせ、テント状にするクチャを作り上げた。
また、チェプケリ(サケ皮の靴)やテシマ(かんじき)などを履いて雪上を歩いたり、弓矢で獲物を仕留める冬の山猟を疑似体験したりしながら、アイヌ民族のかつての営みに理解を深めた。
町内でアイヌ刺しゅう工房を営む大久保由里子さん(48)は「シカ皮の靴を履いて雪上を歩くと、水をはじくし、とても温かい。アイヌ民族の先人の知恵に触れることができ、貴重な体験でした」と話した。
(苫小牧民報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら
https://www.nippon.com/ja/news/ks2022030211628/

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