北海道新聞03/15 05:00
【白老】アイヌ語の地名や土地の記憶をテーマに2月20日に開かれたオンラインイベント「アースダイブ札幌/白老」がハッキング被害を受け、途中で中止されていたことが分かった。主催した「ウイマム文化芸術実行委員会」は後日改めて開催することを検討したが、同様の被害が起こることが懸念されるため断念。配信できなかった後編部分を含め、全編を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。
イベントは同実行委のHPにオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」のURLとパスワードを掲示し、だれでも参加できる形式だった。
講師役の北大大学院文学研究院の谷本晃久教授とアイヌ語講師でアーティストのマユンキキさんが実際に町内の虎杖浜地区と札幌駅北口周辺を歩いた映像とともにアイヌ語地名や伝承などが色濃く残る地域を紹介した後、参加者と質疑応答する企画だった。
被害を受けたのは約2時間の配信時間の後半に入って間もない時点。複数のアカウントに画面が乗っ取られ、わいせつな画像などが表示された。アカウントは特定できず、目的も示されなかった。担当者は「生配信ならではの参加者との交流の場がなくなってしまい残念」と話している。
ユーチューブで公開した動画は同実行委のホームページ(https://uymam.localinfo.jp/)から視聴できる。(小林彩乃)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/656822
【白老】アイヌ語の地名や土地の記憶をテーマに2月20日に開かれたオンラインイベント「アースダイブ札幌/白老」がハッキング被害を受け、途中で中止されていたことが分かった。主催した「ウイマム文化芸術実行委員会」は後日改めて開催することを検討したが、同様の被害が起こることが懸念されるため断念。配信できなかった後編部分を含め、全編を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。
イベントは同実行委のHPにオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」のURLとパスワードを掲示し、だれでも参加できる形式だった。
講師役の北大大学院文学研究院の谷本晃久教授とアイヌ語講師でアーティストのマユンキキさんが実際に町内の虎杖浜地区と札幌駅北口周辺を歩いた映像とともにアイヌ語地名や伝承などが色濃く残る地域を紹介した後、参加者と質疑応答する企画だった。
被害を受けたのは約2時間の配信時間の後半に入って間もない時点。複数のアカウントに画面が乗っ取られ、わいせつな画像などが表示された。アカウントは特定できず、目的も示されなかった。担当者は「生配信ならではの参加者との交流の場がなくなってしまい残念」と話している。
ユーチューブで公開した動画は同実行委のホームページ(https://uymam.localinfo.jp/)から視聴できる。(小林彩乃)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/656822