先住民族関連ニュース

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「暴力で問題を解決残るのはむなしさ」 宇梶さん、公開作語る

2022-03-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞03/28 05:00

「永遠ノ矢 トワノアイ」への思いを語る宇梶剛士さん
 アイヌ民族がルーツの青年の葛藤を描く舞台演劇「永遠ノ矢 トワノアイ」の記録映画が、札幌市中央区のシアターキノで31日まで公開中だ。作・演出・出演を兼ねる俳優宇梶剛士さん(59)は「暴力で問題を解決しても残るのはむなしさだけ。互いの理解が大切」と作品について語った。
 演劇は宇梶さん主宰の劇団「パトスパック」(東京)が東京と道内3カ所で上演。コロナ禍で上演地域が限られ、上林昌嗣監督が釧路での公演を映像化した。東京出身の主人公がアイヌ民族の亡き父の故郷・北海道で暮らす不仲の兄を訪ね、自身と向き合う内容。宇梶さんは兄弟の葛藤を見守る主人公のおじ役を務める。
 劇中では主人公がアイヌ民族と和人の役場職員と会食しながらアイヌ文化を学ぶ。宇梶さんの実体験といい、「道内各地でウタリ(同胞)と集まると、誰のおじいちゃんがこう言っていたといった会話から歴史や慣習を知った」と話す。
 アイヌ民族の英雄シャクシャインが松前藩と戦った史実を基に、戦いをやめる弓の名手・イソンクルが登場するのは宇梶さんの創作だ。「理想論と言われるかもしれないが、互いを認め理解することが共生につながるとの思いを込めた」と振り返った。(田鍋里奈)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/661881

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十勝のアイヌ民族探究 芽室の加藤さん出版 1千万年前からの歴史解説

2022-03-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞03/27 18:46

十勝のアイヌ民族に関する本を出版した芽室町の加藤さん(加藤さん提供)
 【芽室】十勝管内芽室町の加藤公夫さん(75)が、十勝に住むアイヌ民族の歴史を追った「十勝のアイヌ民族 その歴史的な経緯を『市町村史』などにより探る」(北海道出版企画センター)を出版した。数十年かけて集めた約100冊の文献から十勝のアイヌ民族の成り立ちをまとめた。
 479ページ全11章。アイヌ民族の起源や生活、習慣の変化などを約1千万年前から順を追って記載した。数百年前に建てられたアイヌ民族のとりで「チャシ」が管内に70カ所あることや、アイヌ民族に伝わる妖精「コロポックル」について「背の高さは四尺(約120センチ)ぐらいだったようだ」などと説明している。
 加藤さんは幼少期、近所の農家にアイヌ民族の少女が住み込みで働いていたことをきっかけに興味を持った。資料を読み「アイヌも和人も元をたどれば皆同じ親戚のようなもの」と思うようになったといい、「十勝のアイヌ民族について興味を持ってもらいたい」。3200円。JR帯広駅前の喜久屋書店帯広店などで販売中。(三島今日子)
◇「コロポックル」の「ロ」と「ル」は小さい「ロ」と「ル」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/661827

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アニメ『ゴールデンカムイ』第4期、10月放送開始 第1弾PVが解禁

2022-03-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞03/27 14:00

『ゴールデンカムイ』第4期、10月放送開始 (C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
 テレビアニメ『ゴールデンカムイ』の第4期が、10月よりTOKYO MXなどで放送されることが決定した。あわせてPV第1弾が解禁された。
【動画】アシリパさんが弓矢を!不死身の杉本も登場の『カムイ』4期のPV
 同作は、明治時代の北海道を舞台に、アイヌが遺したという大金を手に入れるため、日露戦争の死線を潜り抜けた元軍人の杉元佐一が、アイヌの美少女・アシリパと行動をともにし、一攫千金を夢みる物語。
 『週刊ヤングジャンプ』で連載中の同名漫画が原作で、シリーズ累計1800万部を突破。これまでテレビアニメが3度放送(1期2018年4月~6月、2期同年10月~12月、3期2020年10月~12月)、数々の漫画賞を受賞したほか、2019年5月にイギリス・ロンドンの大英博物館で行われた漫画展『The Citi exhibition Manga』ではキービジュアルに採用されるなど、世界的な人気作品となっている。■第4期あらすじ
極寒の地・樺太で「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女・アシリパが再会を果たした後、キロランケの死に直面したアシリパが金塊の謎を解く鍵を思い出し、杉元とアシリパの間で相棒の契約も更新されるに至った。だが、杉元が第七師団の支配下にある状況に変わりはない。アシリパ確保の報を受けた鶴見中尉との対峙が迫る中、共に過酷な旅を生き抜いた白石由竹、谷垣源次郎、月島軍曹、鯉登少尉は各々の目的や役目に従ってどのように動くのか? 一方、第七師団と金塊の争奪戦を繰り広げる新撰組「鬼の副長」土方歳三の一味は、引き続き残った刺青人皮の捜索を継続。さらに、杉元らの前から姿を消した尾形百之助の存在も情勢に影響を及ぼす可能性を秘める。北の大地を舞台に再び加熱していく一攫千金サバイバルが描かれる。※アシ(リ)パのリは小文字が正式表記
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/661771

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台湾師範大学、先住民と日本舞踊融合の踊り再現 創立100周年で

2022-03-28 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾3/26(土) 19:22配信

台湾師範大学、先住民と日本舞踊融合の踊り再現 創立100周年で=写真は同大提供
(台北中央社)台湾師範大学(前身:台北高等学校)は25日に開かれた「体育表演会」で台湾原住民(先住民)の踊りと日本舞踊を融合した「台高踊り」を披露し、同校の創立100周年を祝った。
台高踊りはタイヤル族の集会に参加した台北高等学校の教員が、躍動感溢れる同族の歌や踊りに感銘を受け、編み出した「高砂踊り」にルーツを持つという。後に日本舞踊の振り付けを取り入れた「台高踊り」が誕生し毎年の記念祭運動会に継承され同校の名物となった。
この日、東西の服装を身にまとい、いろいろな扮装をした学生たちが、自由奔放に踊りを披露し100年前の開校時に思いをはせた。
「体育表演会」は同大にとって年に一度のビッグイベントだが、新型コロナウイルスの影響で2年連続で中止となっていた。26日夜にも行われた。
(陳至中/編集:荘麗玲)
https://news.yahoo.co.jp/articles/42b8d6693812e6f6b34c180043690263dae57647

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復帰式典「祝う現状ではない」 琉球先住民族まぶいぐみぬ会が反対意見書

2022-03-28 | ウチナー・沖縄
琉球新報社3/27(日) 14:39配信

国と県の共催で開かれる日本復帰50周年記念式典に反対する「琉球先住民族まぶいぐみぬ会」の左から島袋典子さん、與那嶺貞子さん、池原順子さん、照屋幸代さん=25日、県庁
 日本復帰50年に合わせて政府と沖縄県が共催する復帰記念式典を巡り、県内在住の女性たちでつくる「琉球先住民族まぶいぐみぬ会」は25日、県庁で会見を開き、県や県議会に対し、式典に反対する意見書を提出したと発表した。「いまだに琉球・沖縄人の命と誇りと尊厳がないがしろにされ、軍事植民地が継続している。今日の沖縄は『復帰』を祝う現状ではない」として、記念事業や式典費用の予算は、子どもの貧困やコロナ経済対策支援金などに回すべきだと指摘した。
 意見書では「『復帰』すれば人権蹂躙(じゅうりん)から脱却して基本的人権の保障、戦争を放棄した平和主義の日本国憲法が適用されると信じた。しかし、沖縄では日米安保が憲法より最優先された50年だった」と指摘。米軍専用施設が集中し「安全な暮らしが日々脅かされ生命の危機さえ迫る」として、県は政府に対し「人権保障のあり方を提言すべきだ」と求めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f9532cc46386e8d6b34e8f95e393b3ccc580b5b

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親子で読んでほしい絵本大賞作「二平方メートルの世界で」…ユージ感動「本当に大人にも響く」

2022-03-28 | アイヌ民族関連
TOKYO FM3/27(日) 8:32配信

吉田明世、ユージ
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。この記事では、3月14日(月)~3月18日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
◆0人
南米・チリの「ヤーガン族」の末裔で、独自の言語「ヤーガン語」を話せる最後の1人、クリスティーナ・カルデロンさんが93歳で亡くなりました。ヤーガン族は、およそ6000年前にチリのパタゴニア地区に住みついた狩猟民族と言われています。
ユネスコが2009年に公表した消滅危機言語のリストによると、日本では、アイヌ語、八丈語、奄美語、国頭語、沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語といった8つの言語が挙げられており、ユージは「『なんくるないさー』はよく聞くけど、沖縄語になるのかな? 単語で覚えていても、会話として話せる人がどんどん減っているってことだよね」と感想を口にしました。
◆大変です! 実は「3種」いたかも?!
史上最大級の肉食恐竜ティラノサウルスが、実は3種いたのではないか……こんな新しい説を、アメリカの研究チームが論文で発表。物議を醸して、研究者の議論が白熱しているようです。
子どもの頃、恐竜好きだったというユージは、「恐竜に関して、昔から信じられていたことが近年の研究で覆っているんですよね。ティラノサウルスは、実はふさふさな毛が生えていたんじゃないかとか、そもそも恐竜の色は想像だったらしいよね」と言い、「恐竜の研究には、すごく興味がある」と関心を寄せていました。
◆6つのシチュエーションで拍手
3月9日(水)~12日(土)に開催された「2022国際ロボット展」に出展されていた“見ると元気が出るロボット”が、Twitter上で話題に。
そのロボットの名前は「ビッグクラッピー」で、真っ赤な体にたらこ唇という見た目で、大きな手を使った拍手で場を盛り上げるロボット。ビッグクラッピーが「マツケンサンバ」に合わせて拍手をしている姿を収めた動画がSNSで拡散しており、ユージは「これは元気が出ますね」と笑顔を見せていました。
◆絵本400冊から大賞決定
2020年9月から1年間に刊行された絵本400冊から選ぶ「親子で読んでほしい絵本大賞」が発表されました。第3回目の開催となった今年は、文を小学5年生の前田海音(まえだ・みおん)さん、絵をはたこうしろうさんが手がけた「二平方メートルの世界で」(小学館)が大賞に選ばれました。
タイトルの“二平方メートル”とは、縦2メートル×幅1メートルという病室のベッドの大きさのこと。この絵本は、脳神経の病気の治療のため、3歳のときから入退院を繰り返していた北海道札幌市在住の海音さんが、入院中の生活や心情、発見などを綴った、小学3年生のときの作文から生まれたノンフィクションのストーリーとなっています。
本作の一部を、吉田が読み聞かせで紹介すると、ユージは「小学3年生の実際の作文から生まれていますから……ここに書かれてある言葉というのがとても深いね。本当に大人にも響く」と感じ入っていました。
◆デビュー25周年
コロナ禍においても5週連続オンラインツアーを敢行するなど、世の中が苦境に立たされたときにも常にファンに音楽を届け続ける、ゆず。今年デビュー25周年を迎えるゆずが、初となるTikTok LIVEを、4月2日(土)に配信することが決定しました。
「ゆずは、思い出の曲がたくさんある」と話すユージ。「ゆずは路上ライブからスタートしたこともあって、2人にとってライブで何かを伝えるのは、ある意味根底にあるもので、大事にされているんじゃないかと思う」と推察していました。
(TOKYO FM「ONE MORNING」2022年3月14日(月)~19日(金)放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9318e11d79b3131bc6d6c8caccfe2a210825c87b

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