昨年、ベトナムと中国へ行った。
少数民族と棚田を巡る旅です。その旅行記です。
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ここは雲南省・紅河ハニ族イ族自治区・元陽県・菁口(せいこう)です。
霧が出てきたため、しばらく停滞。
ホテルに行くのも良し。近くの「せい口の棚田」へ歩いて行っても良し。
・・・と云うことで「せい口の棚田」へ向かった。
「せい口の棚田」です。
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辺りは暗くなり始めました。
街は霧の中です。元陽は霧の街です
。
標高は約1700m。
日本の棚田で最高地にある棚田は八ヶ岳山麓あり、標高は約1100mです。
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元陽の棚田は通年灌水方式です。
春から夏の稲作期間のみならず、秋も冬も水を張り続ける水田です。
棚田地域は年間降水量は約1500mm程度で棚田の総面積は多過ぎます。
集水能力の小ささを補い、沢水や降水を限りなくため込むことで、
春の訪れとともに直ちに苗作りと春耕を可能とする方法として通年灌水を
選択されたのではなかろうか