春を求めて大和国、河内国、紀州の国、そして熊野路へ来ました。
三重県・熊野市・紀和町・大栗須です。
「丸山千枚田」です。
「丸山千枚田」は、文字通り、斜面に1000枚以上の水田が展開する、わが国最大級の棚田である。
最も古い記録では、1601(慶長6)年、紀伊藩主の浅野幸長によって行われた検知で、この地に2240枚の水田があったことが記載されている。比高差約200m、傾斜約4分の1の急斜面に、約100段が展開する様相はまさに圧巻で、南側を走る県道に設置された千枚田見晴台から見下ろす景観が様々な写真集などに掲載されて、全国的にもよく知られた景観となっている。畦畔の大部分が石積みによって画され、その高さは平均して1.1mあり、この堅牢な石積みが急傾斜の棚田を支えていることがよく分かる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます