Kasteel de Haar

天気の良い日曜日です。ハール城（Kasteel de Haar）へ行ってきました。14世紀に作られた城ですが、廃墟となってしまっており、19世紀にロスチャイルド家の一族から妻をもらった地元の伯爵が再建しました。ロスチャイルド家の財力はすごいもので、すごく豪華なお城になっています。庭もとても広く、6000本の木々がありますが、これらの木はすべて当時にオランダ全国から買い集められたものです。木々が育つのを待ってはおれないということで、50年ものの木を集めて移植したそうです。ピエール・カウパーという建築士が雇われ、彼のマニアックな才能で、全体が精密にかつ絢爛にデザインされています。建築士でありながら、インテリアデザインはもとより、食器やカテラリーのデザインまでおこなっています。
現在は城全体の修復作業中で、足場が至るところに組まれており、ちょっと見にくい部分があります。城の内部を見るには、見学ツアーに参加しなくてはいけませんが、ぜひ城の内部を見るべきです。ツアーは基本的にオランダ語ですが、日に一度くらいは英語のツアーがあります。ツアーの所要時間は1時間ほどでした。
今日は外にいるのが気持ちの良い気候でした。人出も多く、またTシャツ一枚や半袖ポロの人たちがけっこういました。
体調は良好です。