Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Huis Doorn(ドイツ最後の皇帝の館)

2010-10-24 10:18:05 | Wblog:お出かけMuseum
F1グランプリKOREAをTVで見て午前中がほとんど過ぎたので、午後から重い腰を上げて、外出しました。行き先は、Huis Doorn。ドイツ最後の皇帝が住んだドールン邸です。ドイツの最後の皇帝であるヴィルヘルム2世は、1918年にオランダに亡命し、1919年にこのドールンにある館を購入し、1941年に亡くなるまで、ここに住みました。遺体はこの敷地内に埋葬されています。ネオロココ調の家具など、あまり私の好みではないですが、当時の流行だった調度品がそのまま展示されています。ヴィルヘルム2世は左手が生まれつき不自由だったそうで、右手だけで食事ができるように一部がナイフのように鋭くなった特別なフォークがありました。館は大きいことは大きいですが、城のように広いわけではなく、地主の館程度です。物がたくさんありすぎて、なんか少し窮屈な感じでした。敷地はかなり広く、周りには広い庭と林が広がっています。
内部はガイドツアーで見て回ることができます。少し交通の便の良くない場所にあるので人は少ないかなと思ったのですが、かなり賑わっていました。
体調は変わりなし。