Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)

2014-03-17 10:41:32 | Wblog:お出かけMuseum
先週の金曜日にアムステルダム国立美術館に行きました。約10年も閉鎖して改修工事をしていたため、全館オープンのアムステルダム国立美術館を今まで一度も訪れたことがありませんでした。
オランダではライクスミュージアム(Rijksmuseum)って呼びます。ライク(Rijk)は王国という意味です。
この美術館の目玉は、レンブラントの「夜警」。オランダ語では、De Nachtwacht(=Night watch)です。以前に部分オープンしていたときに「夜警」は見たことがあるのですが、美しく装飾されたコリドーから正面に「夜警」が見えるパースペクティブは素敵です。以前はあまり訪問者がいなくて、自分ひとりで「夜警」を見る機会があったのですが、新装オープンしてからは観光客が多く、有名な絵画の前は人だかりです。
ゴッホの自画像もありました。
時間もあまりなかったので、ほとんどは素通りして、人が少なそうな20世紀のコーナーと、アジアのコーナーをじっくり鑑賞しました。20世紀には、最近お気に入りのSchoonhovenが2作あり、またアジアのコーナーには、3メートルくらいある大きな木彫りの仁王像が素晴らしかったです。14世紀のもので、門の両脇に立つように2体あります。力強い筋肉がデフォルメ寸前のリアルさで表現されており、じっくりと鑑賞しました。
古い美術館を改修したので、現代的な美術館にあるような広い空間でゆとりをもった展示はありませんが、第一級の作品がたくさん所蔵されているので、見る目のある人にはたまらない美術館のようです。
スーベニアショップには、カードが充実しており、テーマにそって選ばれた所蔵作品のカードセットが何種類もありました。Jan Tooropの作品が印象に残ったので、私は印象派のカードセットを買いました。
写真は、空間の豊かさを感じさせるエントランスホールです。
オーディオガイドは今回は借りませんでしたが、これを借りて、じっくり見て回ると半日は余裕でかかるのではないかなと思いました。
体調は良好です。暖房をまったくつけなくなりました。