オランダのデン・ボスにある北ブラバント美術館(Noordbrabants Museum)に行ってきました。
この美術館、最近リニューアルされて、とってもモダンで大きな美術館になっています。
中庭(写真)がすてきで、この中庭を見ながら、その周囲を回る形で、展示室があります。
今回、この美術家に足を運んだのは、ヴュルト(Würth)のプライベートコレクション展があったからです。ヴュルトはドイツの地方にあるネジのメーカーでした。現在79歳で会長のラインホルト・ヴュルトは、この会社で15歳から仕事をはじめ、1954年19歳のとき創業者である父が早逝したのであとを継ぎました。それから、10年もしないうちに世界的な部品販売メーカーになりました。若い頃からラインホルト・ヴュルトはアートに関心があり、1960年代からアートの蒐集を始めました。彼は、買った作品を会社のホールや応接室などに飾りました。現在は、いくつかの場所に美術館を運営しており、所蔵作品はトータルで
16000点以上にものぼります。
その中には有名な作家の貴重な作品もあります。今回は、そんな作品を集めた展覧会でした。
いちばんの目玉はデイヴィッド・ホックニーの3本の木がある風景を、春夏秋冬と季節ごとに書いた4点の作品で、大きな部屋の4方向の壁にそれぞれかかっていました。一つ一つが、横に長い2×6メートルくらいある大きな作品で、色遣いがヴィヴィットで、デイヴィッド・ホックニーの味わいが深いものでした。
その他、これまで見たことのないムンクの海岸を描いた作品、ボテロの太っちょの人物の作品、ピカソ、シャガール、キリコ、エルンスト、マグリット、ウォーホル、リヒテンシュタインなどの作品がありました。
とてもよかったです。
Würthは日本にも会社があり、その名はウルトジャパンとなっています。ヴュルトより、ウルトのほうが日本人に発音しやすいからかなと思います。
さて、この企画展以外にも、北ブラバント州はゴッホが育った町ですから、ゴッホ関係の展示もいろいろありました。
また、デン・ボスは、奇妙な動物や想像上の生物などを織り込んだ緻密な絵で有名な中世の画家ヒエロニムス・ボスの生誕地でもあるので、ヒエロニムス・ボスの作品もいくつかありました。
地方の美術館にしては大きな美術館で、軽いランチも含め、約3時間、ゆっくりと見てまわりました。
デン・ボスの町は散策するのも楽しい場所なのですが、天気は良かったのですが、風が冷たく、薄手のコートしか着ていなかったので、風邪をひくと困るので、美術館を出たあとは、すぐに帰途につきました。
体調は良好です。
この美術館、最近リニューアルされて、とってもモダンで大きな美術館になっています。
中庭(写真)がすてきで、この中庭を見ながら、その周囲を回る形で、展示室があります。
今回、この美術家に足を運んだのは、ヴュルト(Würth)のプライベートコレクション展があったからです。ヴュルトはドイツの地方にあるネジのメーカーでした。現在79歳で会長のラインホルト・ヴュルトは、この会社で15歳から仕事をはじめ、1954年19歳のとき創業者である父が早逝したのであとを継ぎました。それから、10年もしないうちに世界的な部品販売メーカーになりました。若い頃からラインホルト・ヴュルトはアートに関心があり、1960年代からアートの蒐集を始めました。彼は、買った作品を会社のホールや応接室などに飾りました。現在は、いくつかの場所に美術館を運営しており、所蔵作品はトータルで
16000点以上にものぼります。
その中には有名な作家の貴重な作品もあります。今回は、そんな作品を集めた展覧会でした。
いちばんの目玉はデイヴィッド・ホックニーの3本の木がある風景を、春夏秋冬と季節ごとに書いた4点の作品で、大きな部屋の4方向の壁にそれぞれかかっていました。一つ一つが、横に長い2×6メートルくらいある大きな作品で、色遣いがヴィヴィットで、デイヴィッド・ホックニーの味わいが深いものでした。
その他、これまで見たことのないムンクの海岸を描いた作品、ボテロの太っちょの人物の作品、ピカソ、シャガール、キリコ、エルンスト、マグリット、ウォーホル、リヒテンシュタインなどの作品がありました。
とてもよかったです。
Würthは日本にも会社があり、その名はウルトジャパンとなっています。ヴュルトより、ウルトのほうが日本人に発音しやすいからかなと思います。
さて、この企画展以外にも、北ブラバント州はゴッホが育った町ですから、ゴッホ関係の展示もいろいろありました。
また、デン・ボスは、奇妙な動物や想像上の生物などを織り込んだ緻密な絵で有名な中世の画家ヒエロニムス・ボスの生誕地でもあるので、ヒエロニムス・ボスの作品もいくつかありました。
地方の美術館にしては大きな美術館で、軽いランチも含め、約3時間、ゆっくりと見てまわりました。
デン・ボスの町は散策するのも楽しい場所なのですが、天気は良かったのですが、風が冷たく、薄手のコートしか着ていなかったので、風邪をひくと困るので、美術館を出たあとは、すぐに帰途につきました。
体調は良好です。