Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:Barbara Hannigan & LUDWIG@Concertgebouw(アムステルダム)

2017-12-04 10:25:08 | Concert
冬はあまり夜に外出したくないのですが、チケットをとっていたのでコンセルトヘバウへ。
Barbara Hanniganというソプラノ歌手のコンサート。といっても彼女はオーケストラLudwigの指揮者でもあります。カナダ人ですが、オランダで一年ほど勉強していたことがあり、今は離婚してしまいましたがオランダ人の俳優で舞台監督のGijs de Langeと結婚していました。Barbara Hanniganは舞台作品に多く出ており、印象的な歌のパフォーマンスを行っています。
このコンサートを見に行く前日に、彼女についてのドキュメンタリーを見ていたので、いろいろと周辺知識を得られて、よかったです。
プログラムは、
Debussy - Syrinx, L. 129
Schönberg - Verklärte Nacht, op. 4
Berg - Lulu Suite
Gershwin - Girl Crazy
でした。
最初、ホールが暗くなり、どうして?と思っていたら、わたしが座っていた南バルコニーの後ろからフルートの音が聞こえました。まずはそのフルートのソロから始まったのです。その後、シェーンベルクへとスムーズに展開していきました。
BergとGershwinで、Barbara Hanniganの素晴らしい歌が披露されました。独特のすてきな歌声でした。オーケストラともすごく仲がよさそうでよい雰囲気でした。
最後のGershwinは、元気のよい明るい感じの曲で、締めの一曲として最適でした。
素晴らしいコンサートでした。
観客席には指揮者でピアニストのReinbert de Leeuwも見かけました。