Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Zero: Let Us Explore the Stars展@アムステルダム市立美術館

2015-07-22 11:51:11 | Wblog:お出かけMuseum
コンサートへ行ったのと同じ日曜日、アムステルダム市立美術館に「Zero: Let Us Explore the Stars」展を見に行ってきました。
Zeroというのは1950、60年代にアバンギャルドな創作をする若い芸術家たちが行った芸術運動および雑誌の名前です。火、光、運動、空間、デモンストレーション、パフォーマンスなどを柱としており、新しい素材やメディアを使った創作活動でした。
メンバーは、Herman de vries, Armando, Henk Peeters, Jan Schoonhoven, Jan Henderikse, Piero Manzoni, Lucio Fontana, Yves Klein, Jean Tinguely, Yayoi Kusama, Otto Piene, Heinz Mack, Günther Ueckerなどです。
かなり大きな展覧会で、当時のいろいろな作品が展示されており、とても興味深かったです。
1962年にこのグループの大きな展覧会がアムステルダム市立美術館で行われています。そのときにデモンストレーションとして草間彌生が作った作品が写真のボートです。この作品は展覧会後にアムステルダム市立美術館に寄贈されましたので、いつでもこの作品はこの美術館で見ることができます。当時の若い頃の草間彌生が移っている写真なども展示されていました。
この展示会は、2015年11月8日までです。
アムステルダム市立美術館では、「The Oasis of Matisse」展も行われており、時間があったので、こちらも見てきました。こちらの方が一般的でかなり賑わっていました。マチスの代表的なJAZZやその他の切り絵のような巨大な作品などのほか、初期の頃からの作品も含めて、大規模な展覧会でした。若い頃に書いた普通の風景画や、ピカソに影響を受けた感じの絵や、キュービズムに影響を受けた絵など、時代時代のマチスの絵が展示されており、マチスの絵の変遷がよくわかるようになっていました。
マチスが好きな人にはおすすめです。
アムステルダム市立美術館はとても広く、全展示を見るとなると半日から一日は必要です。
私は以前に常設展は見たので、今回は特別展のみにしました。
体調は良好です。



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