7日の朝は毎年、土鍋でことこと七草粥を焚きます。
昔の人たちは、ほんとうにすばらしい習慣を考えだしたものです。
これはまさしく、理にかなった食習慣です。
お正月で食べ過ぎた胃が、七草粥でちょっとひと休み。
毎年七草粥の朝は、疲れた胃がほっとしているのがわかります。
今日は9時過ぎに家をでて、病院の母のところへ行ってきました。
レッドアロー号の車窓から見えるふるさとの山々は、すっかり枯れ木立になっていました。
私は日だまりにつつまれた、この冬枯れの山がだいすきです。
母も元気でした。
「早く春になって、退院できますように」と、祈りをこめ、萌えるような若草色の膝掛けを持っていって、膝にかけてあげました。
「あったかい。でもちょっと派手じゃない?」
そういって、くしゃくしゃの顔をして笑った母の顔が、帰宅してもまだ、瞼に残っています。
昔の人たちは、ほんとうにすばらしい習慣を考えだしたものです。
これはまさしく、理にかなった食習慣です。
お正月で食べ過ぎた胃が、七草粥でちょっとひと休み。
毎年七草粥の朝は、疲れた胃がほっとしているのがわかります。
今日は9時過ぎに家をでて、病院の母のところへ行ってきました。
レッドアロー号の車窓から見えるふるさとの山々は、すっかり枯れ木立になっていました。
私は日だまりにつつまれた、この冬枯れの山がだいすきです。
母も元気でした。
「早く春になって、退院できますように」と、祈りをこめ、萌えるような若草色の膝掛けを持っていって、膝にかけてあげました。
「あったかい。でもちょっと派手じゃない?」
そういって、くしゃくしゃの顔をして笑った母の顔が、帰宅してもまだ、瞼に残っています。