20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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仏像を見て歩く。

2008年12月29日 | Weblog
 今年は喪中なので、おせち料理作りから解放されています。
 そんなわけで、年末、ぶらりと、上野の国立博物館に仏像を見にいってきました。
「仏像の道ーインドから日本へ」
 仏像を見ていると気持ちが安らぎます。仏像はほんとうに美しいです。
 その後、同じ敷地内にある法隆寺宝物館で、やはり仏像を。
(上の写真は、法隆寺宝物館。きーんとした冬の空気に、冷たい噴水の水が溶けこんでいました)
 まさに仏像、仏像、仏像と、仏像三昧の、大満足の半日でした。

 ふと見上げると、敷地内にある樹齢何百年というユリの木の花が、すっかりドライフラワーになり、そのまま木についています。
 遠くから見ると、数年前、列車でパリ郊外へ行ったとき車窓から見た「ヤドカリの木」のように見えます。
 
 国立博物館の敷地にある建物は、どれもとてもステキです。
 敷地を隔てた向こうには洋画家・黒田清輝の遺産で建てられた煉瓦作りの「黒田記念館」。そのはす向かいは東京芸大の「旧泰楽堂」。「黒田記念館」のおとなりは「国立国際子ども図書館」と、どこかの国の、どこかの時代に迷い込んでしまったような気分にさせてくれます。
 時間があるときに、ぶらりと歩くのにもってこいの場所です。
コメント (2)
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