関西にお住いでいらっしゃる作家の楠章子さんが新刊を出版されました。
低学年向けのご本、『はなよめさん』です。
花嫁さんに着眼されたところが、とても新鮮でした。
さくらの花びら色の背景に白無垢の花嫁さん。
手にしたとたん、ぽっと、そこに春が灯ったような美しいご本です。
パパの妹である「まいねえちゃん」が、お嫁にいくことになりました。まいねえちゃんは、一緒に暮らしている家族です。
そのおねえちゃんは、亡くなった自分のお母さんがこの家にお嫁にくるときに着てきた白無垢を着て、この家からお嫁にいくと決意しているのです。
それを着ることで、亡くなったお母さんを感じることが出来、またすこし前に倒れた体の不自由なお父さんに花嫁姿を見せてあげられるからです・・・。
読んでいると、この美しくてやさしいお姉さんが、楠章子さんのように思えてくるから不思議です。
そして、いよいよ楠章子さんらしい美しいファンタジーの登場です。
そこには、はたしてどんなファンタジーが用意されているのでしょう。
それは読んでのお楽しみ。
ラスト、心地いい余韻を残し、お話は閉じます。
このやわらかなお話に、関西弁での語りがとてもあっています。
皆さま、どうぞお読みになってください。
低学年向けのご本、『はなよめさん』です。
花嫁さんに着眼されたところが、とても新鮮でした。
さくらの花びら色の背景に白無垢の花嫁さん。
手にしたとたん、ぽっと、そこに春が灯ったような美しいご本です。
パパの妹である「まいねえちゃん」が、お嫁にいくことになりました。まいねえちゃんは、一緒に暮らしている家族です。
そのおねえちゃんは、亡くなった自分のお母さんがこの家にお嫁にくるときに着てきた白無垢を着て、この家からお嫁にいくと決意しているのです。
それを着ることで、亡くなったお母さんを感じることが出来、またすこし前に倒れた体の不自由なお父さんに花嫁姿を見せてあげられるからです・・・。
読んでいると、この美しくてやさしいお姉さんが、楠章子さんのように思えてくるから不思議です。
そして、いよいよ楠章子さんらしい美しいファンタジーの登場です。
そこには、はたしてどんなファンタジーが用意されているのでしょう。
それは読んでのお楽しみ。
ラスト、心地いい余韻を残し、お話は閉じます。
このやわらかなお話に、関西弁での語りがとてもあっています。
皆さま、どうぞお読みになってください。