20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「子どもゆめ基金」について

2009年12月07日 | Weblog
 先日行われた「国際子ども図書館を考える運営委員会」で、「子どもゆめ基金」についての報告がありましたので、ここにちょっと書かせていただきます。
 11月30日に超党派の議員が中心になって参議院会館第一会議室で「子どもゆめ基金」を考える各界連絡会というのが開かれたそうです。
 そこでだされた緊急アピールをこちらに。
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       緊急アピール

 2000年「子ども読書年」を機に、超党派の「子どもの未来を考える議員連盟」が提唱して創設された「子どもゆめ基金」は、この間、車の両輪として学校における一斉読書活動をはじめ、読書の町づくりや読み聞かせ、乳幼児に絵本を贈るブックスタートや家庭読書、自然体験など子どもの人間的な成長に必要な学校内外のさまざまな活動を育ててきました。

 こうした動きを背景に、2008年6月、衆参両院は2010年「国民読書年に関する決議」を全会一致で採択し、その決議文において、読書は読解力や言語力の向上に欠くことのできないものとして明確に位置づけ、読書活動の飛躍的な発展をめざすことを宣言しています。

 今回の行政刷新会議の「子どもの読書推進事業」に関する廃止方針は、およそ20年にわたって、子どもの読書環境に尽力してきた立法府の努力や、全国のボランティアたちが培ってきた草の根運動に冷水を浴びせるものであり、私たちは政府に対し、廃止方針の撤回と「子どもゆめ基金」の存続を強く求めます。
 右、アピールする。

 2009年11月30日
            「子どもゆめ基金」の存続を求める国民の集い

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 NHKニュースなどで放送されたらしいですが、こういった動きがあったことについてだけご報告申し上げます。
コメント (2)
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