20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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料理本

2011年08月06日 | Weblog
           

 昔から使い込んでいる、二冊のお料理本です。
 もともと、お料理の本はすきで、「栗原はるみ」さんのものなど何冊も持っています。

 けれど、この二冊は私のなかで特別です。
 写真左のタータンチェックのは、帝国ホテルの元料理長、村上信夫さんたちが監修されたお料理が載っています。
 子どもたちが成長期には、どれほどこの本に助けられたか・・・。
 なかでも我が家の定番となったのが、「キエフふうチキンカツ」「ストロガノフ」「ポテトスープふらんすふう」「鮭とキャベツのクリーム煮」「五目なべ」「若鶏の黄金やき」などなど・・・。
 ここに書ききれないくらいあります。

 もう一冊は、味の素(株)からお中元を贈っていただいたとき、味の素製品などと一緒に段ボールに入っていた一冊。
 味の素(株)が非売品として作った本です。
 これなど、ぼろぼろです。
 この本からのお料理は、子どもたちが巣立ってしまったいまでも、我が家の食卓にのぼっています。
 いまでも、夏になると、なぜかひっぱりだして、ぱらぱらとめくってみたくなる本です。
「夏野菜の辛味ソースかけ」「夏野菜の煮もの」「お楽しみそうめん」・・・。
 いずれもお出汁が利いているので、とってもお味がマイルドです。
 
 そうそう、そうめんのつけづゆに、お酢を入れるのも、この本で教えてもらいました
 そんな、素朴で上品な和風のお料理が、もりだくさん。
 また今年も、すっかりぼろぼろになったこの本をだして、夏の食卓を楽しんでいます。
コメント
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