昔から使い込んでいる、二冊のお料理本です。
もともと、お料理の本はすきで、「栗原はるみ」さんのものなど何冊も持っています。
けれど、この二冊は私のなかで特別です。
写真左のタータンチェックのは、帝国ホテルの元料理長、村上信夫さんたちが監修されたお料理が載っています。
子どもたちが成長期には、どれほどこの本に助けられたか・・・。
なかでも我が家の定番となったのが、「キエフふうチキンカツ」「ストロガノフ」「ポテトスープふらんすふう」「鮭とキャベツのクリーム煮」「五目なべ」「若鶏の黄金やき」などなど・・・。
ここに書ききれないくらいあります。
もう一冊は、味の素(株)からお中元を贈っていただいたとき、味の素製品などと一緒に段ボールに入っていた一冊。
味の素(株)が非売品として作った本です。
これなど、ぼろぼろです。
この本からのお料理は、子どもたちが巣立ってしまったいまでも、我が家の食卓にのぼっています。
いまでも、夏になると、なぜかひっぱりだして、ぱらぱらとめくってみたくなる本です。
「夏野菜の辛味ソースかけ」「夏野菜の煮もの」「お楽しみそうめん」・・・。
いずれもお出汁が利いているので、とってもお味がマイルドです。
そうそう、そうめんのつけづゆに、お酢を入れるのも、この本で教えてもらいました
そんな、素朴で上品な和風のお料理が、もりだくさん。
また今年も、すっかりぼろぼろになったこの本をだして、夏の食卓を楽しんでいます。