同じく9月末締め切りで応募を開始しているのが、新人作家の登竜門・長編児童文学新人賞の原稿募集です。
これまでの入選作からは、シリーズ化されたもの、映画化が決まったものなど、本賞創設の目的である「児童文学の世界に新風をふきこむ」作品が着実に世に出されています。たくさんの方々のチャレンジを期待しています。
(写真は、入選作の『ピアチェーレ』(にしがきようこ・小峰書店)
【募集する作品】
自作未発表の長編創作児童文学。(同人誌発表作、卒業制作作品 は可だが、原稿の形で提出のこと。)読者対象は、小学校の中学年もしくは高学年・中学生向け。
【応募資格】
高校生(もしくは同年齢)以上。
【原稿規定】
400字づめ原稿用紙100~250枚程度。日本語でたて書きのこと。 ワープロ原稿の字づめは自由だが、A4用紙を使用の上原稿用紙換算枚数を明記のこと。手書き原稿の場合は、鉛筆書きは不可。一枚目に表題、作者名(ペンネームの場合は本名も)、住所、電話番号、性別、年齢、職業(出版歴のある場合は、タイトル・発行所・発行年)を明記。2、3枚目に800字以内の梗概をつけること。
【賞および出版】
▽入選(1編)賞状と記念品が贈られ、小峰書店より単行本として出版される。但し、出版にあたり相応の改作を求める場合がある。出版された作品には、規定の印税が支払われる。(規定については、主催者に問い合わせのこと。)▽佳作(2編程度)賞状と記念品が贈られ、単行本としての出版が検討される。出版される際の条件は、入選作品に準ずる。
【著作権】
入選作品の著作権の扱いは、小峰書店との出版契約書による。佳作につ いては、二年間小峰書店が出版優先権を保有する。
【選考委員】
奥山 恵、加藤純子、高橋秀雄、牧野節子、小峰書店編集部
【応募方法 他】
応募は2011年8月1日から9月30日まで(消印有効)。日本児童文学者協会会員外の応募者は応募に際し80円切手15枚を同封のこと。
応募作品は返却しない。他の文学賞への同時応募は認めない。
【発表】
選考経過・結果は「日本児童文学」2012年5・6月号(五月九日発行)に掲載。(協会会員外の応募者全員にも、掲載誌を送付する。)
◆原稿送り先&問い合わせ先◆
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38中島ビル502
日本児童文学者協会『長編児童文学新人賞』係 TEL03-3268-0691