3月3日の土曜日から日本橋高島屋で、「法隆寺展」が開催されています。
さっそく行ってきました。
聖徳太子が創建した奈良・法隆寺は、世界最古の木造建築群を誇る、仏教美術の一大宝庫です。
一昨年、奈良に行った時は時間がなくて、法隆寺に行けませんでした。
そこで今回はぜひ、にと・・・。
1390年の御遠忌を記念したこの展覧会では、法隆寺に伝わる聖徳太子像をはじめとする多彩な彫刻や絵画、工芸、染織、書跡など、130点余りの至宝が展示されています。
こうしてその至宝を見ていると、それらが飛鳥時代、シルクロードから日本へ渡ってきたという片鱗を感じます。
特に仏像を見ていると、イラン・イラクそしてシルクロードを通り、中国、韓国そして日本へ渡ってきたことをしみじみ思います。
ガンダーラ仏像美術から、日本美術として洗練されていく様子を感じ取ることが出来て、実に興味深い展示でした。
この展覧会は3月20日(火・祝)まで、8階ホールで開催されています。