「ALWAYS三丁目の夕日」いま、シリーズ第三編が上映されています。
この映画はご存知、西岸良平原作のマンガです。
ネットで、友人の皆さんも絶賛していらっしゃるし、「ALWAYS三丁目の夕日」のサイトを見ると、「メッセージボード」には、感激した人たちの書き込みがたくさんあります。
特に、吉岡くん演じる・作家「茶川竜之介」と、血のつながりはないけれど一緒に暮らしている「淳之介」の関係がすばらしいと。
でも、これは起承転結でいうと、「転」だとも書いてありました。
だからまた、続編で「結」を作ってほしいと・・・。
これは観なくてはと、さっそく行ってきました。
その「転」だ、という言葉にどこか引きずられて。
なるほど、続編もありかな、と・・・。
しかし、もし続編を作るとしたら、かなりたいへんなお話になりそうです。
吉岡くん演じる「茶川さん」の「本気を出した目」くらいにとめておく方が、このままでは終われない彼への願いが込められ、そのことに救われるような気がします。
物書きの目からは、映画とは無関係なその裏側をつい考えてしまい、つらくなります。
茶川は、意地からこのまま流行作家の道をひた走るのか。
まだ高校生の淳之介は、このまま流行作家としてずっと書き続けて行くことが出来るのか・・・。
でも、このふたりの関係にそれなりの決着をつけないと、この「ALWAYS三丁目の夕日」は終われないかもしれません。
また、茶川と父親の関係もすごくよかった。
親というのはいつまでも、こういうものかもしれません。
宮城にお住まいの作家・Hさんからも「ミニタオル持参で」とアドバイスをいただきましたが、案の定、すっごく泣きました。
やっぱり吉岡秀隆くんは、お上手です!