ピンボケ写真です。
白いヒヤシンス。
今日は二十四節気の、大寒です。
その通りに、厳しい寒さが続いています。
白いヒヤシンス、まだこんな寒いのに、かすかに春の訪れを感じさせてくれる、お花です。
「冬景色」という歌があります。この季節になると、いつもこの歌が脳裏をかすめます。
小学生の時、冬になるといつも、道の片隅に、尖ったうつくしい霜が降りていました。
朝日の届かない、その道を登校するたび、なぜか浮かんでは口ずさんだのがこの歌です。
さ霧(ぎり)消ゆる湊江(みなとえ)の 舟に白し、朝の霜。
ただ水鳥の声はして いまだ覚(さ)めず、岸の家。
烏(からす)啼(な)きて木に高く、人は畑(はた)に麦をふむ。
げに 小春日ののどけしや、かえり咲き(ざき)の花も見ゆ。
今朝も、またこの歌を歌いたくなるような、寒さです。