20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ヒヤシンス

2016年01月21日 | Weblog

           

 ピンボケ写真です。

 白いヒヤシンス。

 

 今日は二十四節気の、大寒です。

 その通りに、厳しい寒さが続いています。

 白いヒヤシンス、まだこんな寒いのに、かすかに春の訪れを感じさせてくれる、お花です。

 

 「冬景色」という歌があります。この季節になると、いつもこの歌が脳裏をかすめます。

 小学生の時、冬になるといつも、道の片隅に、尖ったうつくしい霜が降りていました。

 朝日の届かない、その道を登校するたび、なぜか浮かんでは口ずさんだのがこの歌です。

  

 さ霧(ぎり)消ゆる湊江(みなとえ)の 舟に白し、朝の霜。

 ただ水鳥の声はして いまだ覚(さ)めず、岸の家。

 

 烏(からす)啼(な)きて木に高く、人は畑(はた)に麦をふむ。

 げに 小春日ののどけしや、かえり咲き(ざき)の花も見ゆ。

 

 今朝も、またこの歌を歌いたくなるような、寒さです。

コメント (2)
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