20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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おふくろの味

2016年01月12日 | Weblog

                    

 夫のおふくろの味は、どうやら「オムライス」みたいです。

 先日も三越本店の洋食屋さん「たいめいけん」で、夫が「オムライスでも食べるか」と。

 オムライスって気分じゃなかったので、

「あんまり食べたくない」と、私。

 結局、「広味坊」のパクチーのたっぷり入った四川麻婆麺と、私は野菜たっぷりのあんかけ焼きそばを。

 

 そして昨日の祭日には、カルディでお買い物があったので、近所のショッピングセンターに行きました。

 食べ物の恨みは恐ろしいと言いますので、その日は私の方から、浅草の洋食屋さん「ヨシカミ」で、「今日はオムライスでもいいわよ」と。

 とたんに、夫の嬉しそうな顔。

 どうやら夫にとっての「おふくろの味」はオムライスみたいです。

「オムライスは、あなたの、母の味?」

 オムライスをスプーンですくいながら、そう尋ねたら、

「オムライスとハンバーグかな」と。

 若かりし頃の、牛込の母の顔が浮かびました。

 

 先日、私の弟が来ましたが、彼のおふくろの味は、母が作った田舎料理。

 私にとっての母の味も、母がとったお出汁の味。

 ここが、東京生まれと、秩父生まれの違うところなのかもしれません。

 

  我が家の息子や娘にとっての母の味はなんでしょう?

 一度もそんな話をしたことはありませんが、ビーフストロガノフ? 骨つきチキンカレー?

 はて、なんでしょう。

 今度聞いてみたいような気がします。

コメント
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