20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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日本画五山

2016年01月31日 | Weblog

             

 今朝の9時から「日曜美術館」で、現代アートの旗手、村上隆の「五百羅漢図」をやっていて、つい見いってしまいました。

 江戸の絵師、曽我蕭白の「雲龍図」が、この「五百羅漢図」を描く、基本モチーフになっているという話を聞き、なお興味を持ちました

 

 今日のblogは、昨日ランチがてら、三越本店で見た絵画についてです。

「日本画五山」と呼ばれる、高山辰雄、杉山寧、東山魁夷、加山又造、平山郁夫、5人の日本画家の名画を見てきました。

 まさに、三越のカレンダーに登場するような、風格を備えた絵画ばかりです。

 

 圧巻なのが高山辰雄の岩絵具・黒群緑のモノクローム的な色彩で描いた「聖家族」シリーズ。

 高山辰雄、80歳を超えた作品だそうです。

 強い印象を残す、すばらしい作品群です。

 これは、村上隆の圧倒的な「動」の世界に対し、「静」の世界です。

 でもすごい。哲学がにじんでいます。

 

 他にもシャガールの名画がズラリと・・・。

 吉野石膏美術振興財団所有の絵の数々です。

 展示は明日、2月1日までです。

(写真が、横になってしまいました)

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