20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

「おはなしエンジェル子ども創作コンクール」贈呈式

2017年11月19日 | Weblog

          

 今日は、子ども創作コンクールの入賞者への贈呈式です。

 毎年、神楽坂の出版クラブでやっておりますが、今年は場所が取れなくて、市ヶ谷のアルカディアです。

  今年も全国から、たくさんの子どもたちや、そのご家族がお越しくださいます。

 

 上の写真は、2015年の「おはなしエンジェル子ども創作コンクール」の最優秀賞に選ばれた作品で、くもん出版から絵本として出版されたご本です。

 作者は、当時小学3年生だった、原知子ちゃんです。

 町中が、1日だけ、ウサギになってしまう、とても楽しいお話です。


 今年について言うと、今年は中学生の応募が多く、またその中学生たちの作品が素晴らしかったことです。

 学校が荒れていた時代の、中学生たちの作品は、どこかペシミスティックで、彼らの不安や悲しみが滲んでいました。

 でも今年の中学生たちは、生きることに前向きです。

 明るく、生きることを、ひねりながら楽しんでいます。

 こうした、子どもたちが、今、抱いている心情と出会えるのも、選者としての、このコンクールの醍醐味です。


 あとでお会いしましょうね。

 全国からいらっしゃる入賞者の皆さん!!


 終わったあと、大人たちは、ひと足早い忘年会です(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする