今日は、子ども創作コンクールの入賞者への贈呈式です。
毎年、神楽坂の出版クラブでやっておりますが、今年は場所が取れなくて、市ヶ谷のアルカディアです。
今年も全国から、たくさんの子どもたちや、そのご家族がお越しくださいます。
上の写真は、2015年の「おはなしエンジェル子ども創作コンクール」の最優秀賞に選ばれた作品で、くもん出版から絵本として出版されたご本です。
作者は、当時小学3年生だった、原知子ちゃんです。
町中が、1日だけ、ウサギになってしまう、とても楽しいお話です。
今年について言うと、今年は中学生の応募が多く、またその中学生たちの作品が素晴らしかったことです。
学校が荒れていた時代の、中学生たちの作品は、どこかペシミスティックで、彼らの不安や悲しみが滲んでいました。
でも今年の中学生たちは、生きることに前向きです。
明るく、生きることを、ひねりながら楽しんでいます。
こうした、子どもたちが、今、抱いている心情と出会えるのも、選者としての、このコンクールの醍醐味です。
あとでお会いしましょうね。
全国からいらっしゃる入賞者の皆さん!!
終わったあと、大人たちは、ひと足早い忘年会です(笑)。