いつもの公園に、またカワセミがやってきています。
何度撮っても、手ぶれで、ピンボケ(笑)。
カワセミが、枝に止まっている様子だけでも・・・。
水辺には、カメラマンたちが集まっていて、
「さっきから、ずっと枝に止まったまま、水に飛び込もうとしないんだよ。20分だよ、もう」
餌を取るために、瑠璃色の美しい羽を広げ、飛び立つシャッターチャンスを狙っているようです。
「でも、あの枝、直しておいてよかったね。早速、止まってるよ」
どうやら、カワセミ愛好家のおじさまたちは、度々公園にやってきては、カワセミが安心して止まる枝の修繕などをしていたようです。
冬の終わり頃になると、桜並木に、カラフルな写真が並べられ、公開写真展が開催されます。
カワセミたちを写した、ご自慢の一枚を、この素人カメラマンのおじさまたちが、私たちに見せてくれるのです。
こんな風に人間たちに守られながら、都会に住む鳥たちは、命を育んでいるのです。