20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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「真夜中の電話』(ロバート・ウェストール作・原田勝訳・宮崎駿画・徳間書店)

2017年11月15日 | Weblog

          

 今夜は、各月の水曜日の夜に、作家仲間たちと行っている「Be」の読書会です。

 18:00から神楽坂の児童文学者協会の事務所です。

 今回のテキストは、『弟の戦争』『かかし』などの作者、ウェストールの『真夜中の電話』です。

 9月の初めに行った、Be恒例の、年に一度行っている、創作合宿の時、話題に出た本です。

 

 9編の短編がおさめられている、短編集です。

 印象に残った作品は、「羊飼いの部屋」と「女たちの時間」

 いずれもディテールの書き込みが鮮やかで臨場感があり、とても見事に描写されています。

 そして人間を、実によく観察しています。

 

 今夜は、このご本の訳者である、翻訳家の原田勝さんが、Beにご参加くださるそうです。

 原田さんにお目にかかれるのも楽しみです。

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