昨日「フォーラム」の会議中に息子から電話があり、この度、息子が「サントリー学芸賞」を受賞することになったそうです。芸術・文学部門です。
「フォーラム」の実行委員の皆様からは、「贈呈式に行ってきた方がいいよ」とおっしゃっていただいたのですが、息子が「今回はファミリーは呼ばず、建築関係の大学の先生たちだけをお呼びする」という話だったので、残念ですが、ニューオータニでの息子の晴れ姿を見ることはできないようです。
下、今朝、新聞やネットなどに発表されたものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第39回サントリー学芸賞(サントリー文化財団主催)が9日、発表された。副賞各200万円。贈呈式は12月11日、東京都内で行われる。
受賞者・受賞作は次の通り。
<政治・経済部門>伊藤公一朗・シカゴ大公共政策大学院ハリススクール助教授「データ分析の力 因果関係に迫る思考法」(光文社)▽宮下雄一郎・松山大准教授「フランス再興と国際秩序の構想--第二次世界大戦期の政治と外交」(勁草書房)幸あれ
<芸術・文学部門>加藤耕一・東京大大学院准教授「時がつくる建築--リノベーションの西洋建築史」(東京大学出版会)▽金子遊・批評家、映像作家「映像の境域--アートフィルム/ワールドシネマ」(森話社)
<社会・風俗部門>遠藤正敬・早稲田大台湾研究所非常勤次席研究員「戸籍と無戸籍--『日本人』の輪郭」(人文書院)▽福間良明・立命館大教授「『働く青年』と教養の戦後史--『人生雑誌』と読者のゆくえ」(筑摩書房)
<思想・歴史部門>左地亮子・国立民族学博物館機関研究員「現代フランスを生きるジプシー--旅に住まうマヌーシュと共同性の人類学」(世界思想社)▽前田亮介・北海道大大学院准教授「全国政治の始動--帝国議会開設後の明治国家」(東京大学出版会)。