20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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最後の創作教室

2019年03月23日 | Weblog

           

 今日は、今期、私の担当の最後の創作教室です。

 最後などで、皆さんも力が入っています。

 ですから、読む私も闘いです。

 

 何を描きたいのか、なぜ書くのか・・・。

 そうした物語の核について、よく申し上げていますが、人間を描写することと、この核(物語の基軸)はとても大切で、書いていると、「あれ?何が描きたかったんだっけ』と、特に長編だと、そうした枝葉の部分に力が入ってしまったりすることがあるものです。

 また、高学年ものを書いている方に、よく申し上げていたのが、レトリック。

 ストーリーに追いかけられていると、なかなかレトリックまで気が回らず、その作者の特有な雰囲気を出せないままで、終わってしまうことがあります。

 今日は最後などで、これからどういうことに気をつけて書いていったらいいか、とか、本質的なお話し合いができればと思っております。

 二次会にも、お付き合いします。

 一年間、仲良くお付き合いしてくださって、皆さん、ありがとうございました。

 今日が終わっても、きっと、またどこかでお会いできるでしょうが・・・。

 

 創作教室が終わったら、通信講座がすぐに始まります。

 昨年に続き、4名の方を担当しています。

 創作教室からも、通信講座からも、新鮮な感性と、新しい発想の作家の誕生を、心より願っています。

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