20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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おバカなNBAくん

2019年05月14日 | Weblog

           

 我が家のおバカな「NBAくん」は、ご登場いただくたび、ペットのように声がけしています。

 「もう、そこはやったから、いいのよ。こっちにいらっしゃい」

 私が言ってるのが聞こえなかったのか、理解できなかったのか、黙々と、また同じ場所をぐるぐる。

 「こっちよ、こっち」

 パンパンと手を叩きます。

 それでもお尻をくるくるしながら、同じところを行ったり来たり。

「もう、そこはいいから、こっちにいらっしゃい」

 あら、気が向いたのか、こっちにやってきます。

 そして私に突進しようとします。

「きゃ〜、こっちに来ないで!」

 ペットも苦手で、手を出せません。

 それと同じ論理。

 

 見かねて夫が、「これを置いておけば、こっちには来ないから」と、四角い箱のようなものを。

「キッチンの床と、和室を、あとはやってほしいんだけど」

 夫が抱っこして、キッチンに運びます。

 本当にまるで、ペットを飼っているみたい。

 抱っこされながら、あれ、今、NBAくん、あっかんべーって、私にしたでしょ。

 し〜らないって、そっぽを向いて、キッチンのお掃除。

 そのあとは、和室に運び、和室のお掃除。

 

 時々、髪の毛を丸めたようなものを、吐き出していきます。

 「ホーム!」夫がボタンを押したら、お尻をくるくる。

 ホームがわからなくなってしまったようです。

「この子、頭が混乱してるみたい。ホームがわからないのよ」

 くるくるしているのを夫が足で、矯正すると、今度は一直線にホームへ向かっていきました。

 ゴミ、すごいです。

「えらい、えらい、今日もよく働いてくれたわね」

 ちょっと、おバカなNBAくんですが、今や我が家のペットです。

 

 ちなみに、娘夫婦の息子に、ルンバの名前をつけたいんだけど、なんて名前がいい?と聞いたら、笑いながら、

「うちは、ルーだよ。だから、ばあばんちは、NBAがいいよ」と。

 娘に「へえ、ルーって呼んでるの?」と聞いたら、

「名前なんか、つけてないわよ」と。

 また、○くんは私をかまったみたいです。

 でも、そのままNBAくんで・・・・。

コメント
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