昨晩、すこしだけ、外の空気が涼しくなったので、ガラス磨きをしました。
骨折で、この7ヶ月、やっていなかったので、窓から外を見るたび、気になっていました。
我が家はすべての部屋が、窓に面している角部屋なので、窓ガラスの数も半端ではありません。
いつもでしたら、夫が寝ている休日の早朝、やっているのですが・・・。
バケツのお水が重たくて、それを持ってベランダを歩くのが不安で、夜、動き出したのです。
初めて、窓ガラス磨きの現場を見た、書斎でパソコンに向かっていた夫が、書斎の窓ガラスを開けました。
「何、してるの?」
「ガラス磨き。窓ガラス、すごく汚いの、気づいていたでしょ?」
「ぜんぜん」
唖然と私。そして、
「上はいいんだけど、下が屈むのが大変で、磨きずらいの」と。
でも、その時は、和室も、リビングも、サロンも、私の仕事部屋も、エアコンの室外機から流れ出る熱気を避けながら、ガラス磨きを終えたところでした。
夫は、ここに引っ越してきて、もうかれこれ30年になりますが、ガラス磨き一つ、やったことがありません。
ですから、ガラス磨きのなんたるかも、やり方も、まったく知りません。
仕方なしという顔で、出てくると、自分の書斎と、ベッドルームの窓を、私の指導のもとに磨いてくれました。
でも指導官のように、横に立って見ていましたが、初心者とは思えないくらい上手。私は不器用ですが、やはり器用なのです。
きれいになった窓ガラスから、外の景色を見て、
「あ、ほんとだ。きれいになった。スカイツリーのやつ、いつも曇っているなと思っていたのに、すっきり見える」と、いつもの、おとぼけで言っていました。
窓の外を見るたびに気になっていた、7ヶ月、放っておかれた窓ガラスの汚れ。
これで、スッキリしました。