20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ガラス磨き

2019年08月04日 | Weblog

           

           

 昨晩、すこしだけ、外の空気が涼しくなったので、ガラス磨きをしました。

 骨折で、この7ヶ月、やっていなかったので、窓から外を見るたび、気になっていました。

 

 我が家はすべての部屋が、窓に面している角部屋なので、窓ガラスの数も半端ではありません。

 いつもでしたら、夫が寝ている休日の早朝、やっているのですが・・・。

 バケツのお水が重たくて、それを持ってベランダを歩くのが不安で、夜、動き出したのです。

 

 初めて、窓ガラス磨きの現場を見た、書斎でパソコンに向かっていた夫が、書斎の窓ガラスを開けました。

「何、してるの?」

「ガラス磨き。窓ガラス、すごく汚いの、気づいていたでしょ?」

「ぜんぜん」

 唖然と私。そして、

「上はいいんだけど、下が屈むのが大変で、磨きずらいの」と。

 でも、その時は、和室も、リビングも、サロンも、私の仕事部屋も、エアコンの室外機から流れ出る熱気を避けながら、ガラス磨きを終えたところでした。

 

 夫は、ここに引っ越してきて、もうかれこれ30年になりますが、ガラス磨き一つ、やったことがありません。

 ですから、ガラス磨きのなんたるかも、やり方も、まったく知りません。

 仕方なしという顔で、出てくると、自分の書斎と、ベッドルームの窓を、私の指導のもとに磨いてくれました。

 でも指導官のように、横に立って見ていましたが、初心者とは思えないくらい上手。私は不器用ですが、やはり器用なのです。

 

 きれいになった窓ガラスから、外の景色を見て、

「あ、ほんとだ。きれいになった。スカイツリーのやつ、いつも曇っているなと思っていたのに、すっきり見える」と、いつもの、おとぼけで言っていました。

 

 窓の外を見るたびに気になっていた、7ヶ月、放っておかれた窓ガラスの汚れ。

 これで、スッキリしました。

コメント
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