20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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おにぎり型

2019年08月20日 | Weblog

          

 合宿原稿も昨日、無事、投函できました。

 参加者の皆さん、よろしくお願いいたします。

 プリントアウトしながら、長編作品を提出された方々は、これを参加者数、プリントするのだから、大変だろうな、なんてことを、毎年考えます。

 以前、長いものを提出した時は、マンションのスタッフの方にコピーをお願いしたり、読書会の代表のHさんにお願いしたり・・・。

 どうも、そうした事務的な作業が苦手です。他にもいろいろ、苦手なものはありますが(笑)。

 ですから、つい絵本テキストなどの短いものに・・・。両面印刷したので、82円切手で送れました。

 

 今日は、blogネタ切れで、お泊まり会の余韻を引きずって・・・。

 

 写真は、おにぎり型です。

 これが、もう3年くらい、お泊まり会で大活躍してくれています。

 5合のご飯を炊いておくと、それを息子の奥さんが、

「さあ、おにぎりを作りましょう」と、孫たちに声をかけてくれます。

 

 見ていて手際がいいくらい、息子の奥さんと、孫たち3人のコンビネーションが鮮やかです。

 みんなで、リビングの椅子に座って、流れ作業。

 まずは、息子の奥さんが、この型のくぼみにサランラップを敷きます。

 そこに、息子夫婦の娘の、♪ちゃんがご飯を乗せます。

 梅干し係は、娘夫婦の娘の、妹ちゃん。

 

 「今度は、何を入れる?」

 息子の奥さんが聞いて、

「シャケ!」と、孫たちがいうと、新潟の加島屋のシャケをスプーンですくって、息子の奥さんが、ご飯の上に乗せてくれます。

 合間に、3人で海苔をハサミでいろんな形に切っています。ハート形だったり、蛇の形、ニコニコ顔。

 それをサランラップのすぐ上。一番下に敷きます。

 

 仕上げは、それらを型で上から押す、型押し係。

 これは娘夫婦の息子の兄くんの仕事です。

 力の入れように、押し寿司でもできそう・・・。

 5合のご飯が、あっという間に、おにぎりに仕上がります。

 

 お夕食は、お刺身と、焼肉を焼きながら、そしてそれが終えたら、しゃぶしゃぶ。

 合間に、おにぎりを頬張ります。

 でも、せいぜい1個。男の人たちも2個くらい。

 

 たくさん残ったからといって、毎年、心配ありません。

 お風呂から出た、3人は、和室に敷いたお布団の枕に頬杖をついて、リビングのテレビで、お気に入りのアニメ録画鑑賞。

 気づいたら、テレビを観ながら、3個も4個もそれぞれが、ぺろっと食べて、あっという間になくなります。

 

 暮れに足を引っ掛けて転んで骨折した椅子は、怖くてみんなが揃うまで、テーブルに出せませんでした。

 その話をしたら、その椅子には娘が座ってくれ、私は、その椅子に近づくことはありませんでした。

 いつまでもトラウマは残っています。転んだリビングには、5ヶ月近く近づけなかったので。

 

 この小さな、おにぎり型が、大きな思い出を、毎年、作ってくれています。

コメント
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