ピースセルプロジェクトという存在を、初めて知りました。
童心社の著作権関係のご担当の方から、メールでご連絡をいただき、私の紙芝居「いちばんは だれのしっぽ」を、このたび、日本語の作品とあわせて使用できるように、イラク語に翻訳文を作成し、イラクの子どもたちに向けて演じてくださるそうです。
イラク語に翻訳されたものは、後日、確認のために送ってくださるそうです。
紙芝居が、世界にたばたく・・・。
うれしいことです。
↓、ピースセルプロジェクトについてです。
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ピースセルプロジェクトとは、教育関係者、エイドワーカー、デザイナー、劇作家、俳優、ボランティアが、イラクにおける平和教育とエコロジー(環境保護)に特化したプログラムを行う、日本とイラクの共同プロジェクトです。
イラククルド自治区ドホークで、読書キャンペーン、移動図書館、演劇ワークショップ、平和学習、エコロジーキャンペーンなどを展開していきます。
戦後の日本の文化資本の形成過程を参考にした平和教育を取り入れ、イラクで世代を超えて受け継がれてきた「報復の連鎖」を断ち切るための新しい平和教育を構築することを目指します。
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さまざまなプログラムを通して、読書の習慣、表現力、共感力を身につける。地球環境や人権に対する意識の向上、平和に対する学びを高めていく。
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将来的には、公立の学校のカリキュラムに「平和学習」を取り入れることを目標とする。
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イラク国内でも最大数の国内避難民を受け入れ、戦争の犠牲者と近い将来に社会復帰する元子ども兵などを多数抱えるドホークを起点とすることはとても意義深い。
The PEACE CELL PROJECT is a Japan-Iraq joint project. We are teachers, librarians, aid workers, designers, dramatists, actors and volunteers who together sponsor projects in Iraq focused on peace education and ecology.
Drawing upon peace education, which is rooted in the historical formation of postwar Japan's cultural capital, we will incorporate and build a new peace education in order to break the "chain of retaliation" that has been handed down in Iraq through the generations.
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Through various programs, we will aim to empower participants through reading habits, communication skills, self-expression, empathy for others, awareness of the global environment and human rights, and learning about peace.
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We will also aim to incorporate peace education into the public school curriculum.
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It is very meaningful to start this project in Duhok, where there are a large number of war victims, IDP [=internally displaced persons], and former child soldiers who are expected to return to society in the near future.
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