20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『泣いたあとは、新しい靴をはこう。』(日本ペンクラブ編・ポプラ社)

2019年12月11日 | Weblog

              

 中・高校生へ向けた、心理的サバイバル本が、出版されました。

 皆さんもご存知の作家の方々が、本気で書いています。

 私も2編書いています。

 かなりハードなテーマで、中・高校生に向けて、書きすぎかなと思うくらい、格闘して書きました。

 すごい本ですよ。

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「親友を裏切ってしまった」
「校則って理不尽じゃないですか?」
「お金がなくても成績を上げる方法はありますか?」

 ままならない人間関係、経済的な苦しさなど、いま、逆境のただなかにいるティーンの悩みに、ペンクラブ作家が言葉をもって向き合います。

(執筆者は、下記の44名。ドリアン助川さんFBでお借りしました)

阿川佐和子/浅田次郎/石田純一/宇野和美/冲方丁/エドワード・レビンソン/落合恵子/柏葉幸子/片川優子/
加藤純子/木内昇/きむらゆういち/朽木祥/玄侑宗久/河野万里子/越水利江子/佐藤優/芝田勝茂/下重暁子/
神保哲生/俵万智/鶴田静/ドリアン助川/中井貴惠/中井はるの/中島京子/那須正幹/那須田淳/浜田桂子/濱
野京子/ひこ・田中/平野啓一郎/古谷経衡/松原秀行/松本侑子/村上しいこ/茂木健一郎/森絵都/山田真/楊
逸/吉岡忍/寮美千子/令丈ヒロ子/六草いちか

 ■ドリアン助川さんからのメッセージ(まえがき)
 この本に収められた作家や翻訳家たちの言葉は、少々辛辣だったり、
 あるいは自由奔放に過ぎると感じられるかもしれません。
 納得のいかない意見もあるでしょう。
 でも君はたぶん、世界が一新されるような言葉にこの本のなかで出会うはずです。
 それは、地平線の向こうまで歩いていくための、君の新しい靴なのです。
 さあ、泣いたあとは新しい靴をはこう。


 ■森絵都さんからのメッセージ(あとがき)
 あなたが真剣に受けとめようとしたとき、
 その言葉は、あなたのための言葉になります。
 あなたの心にぴたっとはまれば、今後の人生を歩んでいく上の「お守り」にもなり得ます。
 もちろん、あなたは受けいれないかもしれない。
 自分とは違う、と思うかもしれない。
 そのときは、どこがどう違うのか、自分の考えを見つめ直すチャンスにしてください。
 本気で心をぶつければ、相手も本気で返してくれる――
 縁あってこの本をめくってくれたあなたが、少なくとも、それだけは感じてくれますように。
 そして、この先、あなたが本当に困ったとき、
 まわりの誰かに相談する勇気を出してくれますように。

 ■目次
 新しい靴はどこにある?――まえがきにかえて(ドリアン助川さん)

 第一部 自分のことに悩んだとき
 一、カラダのこと
 二、ココロのこと

 第二部 人間関係に悩んだとき
 三、学校のこと
 四、恋愛のこと
 五、家族のこと

 第三部 将来に悩んだとき
 六、進路のこと
 七、お金のこと

 それはあなたの中にある――あとがきにかえて(森絵都さん)

 

 ぜひ、お読みになってください。

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