今年も、姉が土佐からお取り寄せした、文旦が届きました。
年に一度の、「元気ですか?」のご挨拶です。
いつもはメールでお礼を書きますが、たまには肉声をと思い、スマホにかけてみました。
忙しそうに、何かやっていて、友だちを仕切っていましたが、開口一番、
「あなたの手と足は、もう大丈夫?」と。
さすが長女。気遣ってくれます。
「もう病院も卒業したのよ」と。
「じゃあ、よかった」と、何かやっていながら、忙しない会話です。
孫たちが、学校がお休みになって大変ね、という話になり、
「ほんと、まったく愚行よね」と。
「Kちゃんたち、どうしてるの?」
「お夕食は、いつもうちに食べに来るので、お昼は、上の中学生の女の子に、弟の分も作ってあげてね、と言ってるのよ」と。
姉夫婦も共働きでしたが、その長女夫妻も共働き。
姉のうちのすぐそばに、家を建てて住んでいます。
それで、子どもたちだけは、毎晩、姉夫婦の家で、お夕食を食べているようです。
姉は、自宅から自転車で大学まで通っていたようですが(年中、健脚ぶりを、私に自慢していましたから・笑)、もうその大学講師の仕事もリタイアしています。(H子さん、自慢、覚えてるでしょ?・笑)
それで小さい頃から、近所の孫たちのバックアップをしてあげているようです。
姉ができない時は、共働きだったので、食事作りに慣れている義兄に任せて。
長女夫妻は、自分たちで、その後、食べるようですが・・・。
こうした唐突に、始まった長い長い休校。
私も息子に中学生くらいから、料理の作り方や、アイロンかけなどを教えていました。
男の自立を目指させるために。
でもまだ、小さい子どもたちには、無理な部分もあります。
安倍の愚行を逆手に取り、その間、お昼ご飯くらいは、自分たちで作らせて、中学生の孫を自立させる。
さすがです。
姉は、家庭科教育研究者連盟の前会長でしたから(笑)。
姉から文旦が届くと、もう春なんだなと思います。
文旦は、毎年の、姉からの春のご挨拶です。
私からの、春のご挨拶へのお返しは、いつも「たねや」のどら焼き。
あとで、デパートに行ってきます。