20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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抗体検査と、困っている人たちへの生活援助

2020年03月30日 | Weblog

                

 今日は、本来でしたら、日本ペンクラブの「子どもの本」委員会でしたが、新型コロナウィルス感染予防のため、中止になりました。

 

 私も、PCR検査を受けていないので、陽性なのか、陰性なのか、自分でわかりません。

 PCR検査が、数が少なくて、大変だというのでしたら、わずかに血液をとるだけで、15分ほどでわかる、抗体検査(コロナに感染したことがあるかどうかの、免疫を調べる)の研究がどんどん進み、やってくれれば、ありがたいと思います。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-immune-test-idJPKBN21E0F3

 知らない間に感染し、もうすでに、免疫ができていたら、堂々と、会議などにも出られます。

 皆さんに、感染させる心配がないのですから。

 自粛で引きこもらず、前向きにどんどん動ける人もたくさん出てきます。

 

 国に、早急に願うのは、まずはこうした、抗体(免疫)検査を早く開発し、街のクリニックで、簡単にしてもらえるようにすること。

 そして、この間の自粛、閉鎖で、生活に困窮している、すべての人たちに、ヨーロッパの国々のように、生活を保証するお金を、貸し出しとかではなく、無償で支援すること。 

 それを迅速にやってほしいです。

 

 コロナとの戦いは、最低一年は続くでしょうと、先日もiPS細胞の、京都大学の山中先生が話されていました。

 この長丁場の戦いに、前向きに向き合っていくためにも、そうした抗体検査や、金銭補償が、すぐに保証されれば、少しは心の緊張もほどけます。

 いろいろが、閉塞状態から、前向きになっていきます。

 

 それを迅速に行い、痛みを感じている人たちの思いを想像して、すぐに手を打つ。

 その迅速さが、リーダーとしての、資質ではないでしょうか。

 

 首相の奥さんが友人たちと十数人でお花見をしている写真がSNSに流れ、追求された首相は「公園でお花見をしているわけではないから」と。

 自粛自粛と言いながら、首相も奥さんも、こんな状況下、どんな思いで、みんなが生活しているのか。そうした、他者への想像力のかけらもありません。

 というか、森友問題にしても、今回のではない「桜を見る会」にしても、すべて奥さん主導です。

 彼はよほど、奥さんに弱みでも握られているのでしょうか? 「彼女は、奔放だね」という言葉だけでは括れない不気味さを感じます。

 森友問題で、責任を感じ、自ら命をたった方の奥様は、この事態をどうご覧になっているのでしょう。胸が痛みます。

 

 とにかく、国からの、強権的な規制で、動かされる前に、自らの力で、自分たちや、他者の命を守る。

 その意識こそ、今、大切な気がします。

 

 某スシローなどは、「もっとさらに強権的な縛りをかける法律を作らなくちゃ、非常事態宣言を出しても、単なるお願いだから、効力が弱い」などと言っています。

 もし、さらに状態が悪くなったからと、非常事態宣言より強権的な国民への縛りの法律が改憲と絡み、出てきたら・・・。

 

 その前に、抗体検査を。そして困っている人たちに経済援助を。

 それが私たちが、前向きに、コロナと戦っていく力になります。

 そのためにも、新型コロナウィルスの正体を、きちんと勉強しましょう。

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