20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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カードの時代

2022年05月11日 | Weblog
            

お買い物は、ほとんどカードという時代になっています。
現金は銀行から下ろしてきても、近所の小さなスーパーと、お姉さんの八百屋さんくらいしか使いません。

その近所のスーパー、お魚はデパートでないと、美味しいのが買えず、全く買いませんが、近頃は薄切り豚肉、鳥の胸肉、豚のヒレ肉などを時々買います。

ところがところが、古くなっている様子もないのに「群馬のなんとかさんの牧場」と書かれていて、柔らかくて美味しいお肉に「半額」シールが貼ってあります。
お客さんが、おばあさんや、おじいさんが多いスーパーなので、時々10枚入った「30円」シールなんていうのを、配布したりするらしいです。
私はお姉さんの八百屋さんが、11時からなので、いつも10時半に家を出ます。
それで配っている現場に出会ったことがないのですが・・・。

先日、中の手作りパン屋さんで、パンを買っていたらレジの、インド人系の女性が、上手な日本語で「お客さんが、余ったからって、おいて行ったので、貼っておきますね」と、二個のパンにそれぞれ「30円シール」を。
なんだか、そういうのも、すごく嬉しいです。

例えば、豚の生姜焼きなどを、たまに作りますが、お酒とお醤油と、ガシガシすり下ろした生姜をたっぷり入れて漬け込んでおき、焼く時に小麦粉をつけて焼きます。
それだけで、二枚づつの豚肉にボリュームが・・・。
そこにお姉さんのお店で買った、春キャベツの千切りをたくさん添えて。

また、フルーツトマトの皮をむいて、穴をあけ、中に、キャベツと玉ねぎでコールスローを作って、詰め込み、残りはそのお皿にレタスと一緒に置きます。

あとは3パックのお豆腐を一つと、カットわかめでお味噌汁。そこにタンパク質強化のために卵を二個落とします。
そして4パックつながりの納豆を一パックづつ。
きゅうりと茗荷とオクラで浅つけを作った、お漬物。

お夕食代。お肉が二百円。キャベツ百円、お豆腐三十円。その他もろもろで、合わせて、二人分で、五百円もかかりません。

五百円玉を、持っているだけで損をすると聞いてから、お買い物から帰ってくると、その金色のお財布に、千円札貯金を始めました。
そしたら、いつの間にか、千円札が、もう5万円以上貯まっています。
それを見ると、50回以上、お買い物に歩いているんだと自己確認もできます。

それに近頃は、千円札をそんなたくさん、見ないので、なんだかテンションが上がります。
この金色のお財布、
「打ち出の小槌だ」なんて、言いながら(笑)。

このお財布、2年前に突然、亡くなった、大好きな友人からいただいたものです。
「これに、小銭を貯金しとき。たまるから」と。
実際、すごい遺産を相続した彼女は、ヨーロッパ1ヶ月滞在。NY1ヶ月滞在、ハワイ1ヶ月滞在。
世界のあらゆる国に、旦那さんが退職後は二人で、ファーストクラスで豪遊。
「だから、打ち出の小槌なのかな?」と。
(小銭というところが、彼女とはレベルが違いますが)。

そして、亡くなるまで、関西弁をずっと使い続けていた、大好きな友でした。
電話で喋っていると、いつの間にか、私もエセ関西弁に。
「あかん」と「ちゃうちゃう」くらいしか覚えられへん私に、いつも、爆笑されました。
その彼女、すごくダイナックなところがあって、夏にデートした時、銀座で、しぼりたてジュースを、立て続けに二杯もあっという間に飲んだあのシーンは、今でも脳裏に残っています。
「豪快やわ」
「暑うて、暑うて」(笑)。
コメント
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