20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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そろそろ・・・。

2022年05月19日 | Weblog
            

そろそろ、夏支度の陽気です。
まだ暖かい日本茶を飲んでいますが、冷たい日本茶の冷茶が恋しい季節です。

いただきものの、おいしいお菓子が3箱もあって、甘党なので、ニコニコしながら「今日はどれにしようかな」と・・。
毎晩、お夕食後、ネットフィリックスを見ながら食べています。
1日の、唯一の、お楽しみ休息時間です。

ああ、やはりそろそろ作ろうかな。
冷たい日本茶。

さて、ネットフリックス、「三国志」も、見終えて、次は何にしようか・・・。
でも改めて「三国志」の歴史を、学べたのは面白かったね、と夫。

有名なシーンである「赤壁の戦い」や、「曹操、もう死ぬわね」など、知っている部分は多いですが、ドラマが、歴史書などにはあまり出てこない「漢王朝」からの視点。
そのため、そこから見た、人物像の全体的なつながりや、流れを、ドラマを見ては、調べ、確認して、面白かったです。


長編2篇の添削が終わり、もう1編と、その原稿を広げた瞬間。
ふいに、書評を依頼されているのを思い出しました。
見たら、締め切り5月29日。

図書館で借りていたのですが、絵本なのですぐ終わるだろうと、タカを括っていました。
ところが、真っ黒な背景に、5くらいのサイズの小さなフォントのグレーの明朝体で細かく綴ってあります。
夜だと、文字が背景に溶け込んでいて、ほとんど認識できません。
ですから、照明のそばに行って読んでいますが、老眼はないとはいえ、読むのに苦心します。
監修が、某大学の名誉教授。それなりのお年のはずです。大きな虫眼鏡でも使いながら読んだのでしょうか?

あんな豆粒のような文字を、子ども読者は、果たして読んでくれるのでしょうか?
「これは、夜鍋仕事には向いていない」と、朝の作業にすることにしました。
文字がいっぱい入った、すごくステキな、中身の濃い、面白い絵本仕立ての本なのですけどね。
多分、編集者がご自身の美意識で、読者など意識せず、作ったご本のような気がします。

作家も読者を意識する大切さを実感していますが、それを作る編集者もまた、子ども読者、あるいは大人の読者を、ある程度は意識した本作りをして欲しいものです。
これでは大人は、書店で見つけてパラパラと開いて「ダメ、読めない」と棚に戻すでしょう。

さて、今朝は、その書評を仕上げ、長編の作品添削に戻ります。

来週からはまた、バタバタのスケジュールですから。
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