銀座の三越に展示してあった、李朝の古民具です。↑
私は、こうしたアンティークのものが大好きです。
我が家にある収納箱は↑、たいしたアンティークではありませんが、リビングに置くだけでそこが異空間になります。
時空を越え、はるか昔にタイムスリップしてしまったような空間。
洋式の空間に置かれた、そんな、ちょっとした異質感が、私は好きです。
作品でもいつまでも心ひかれるものは、どこか胸を引っ掻かれるような、ざらっとした部分があります。
銀座の三越に展示してあった、李朝の古民具です。↑
私は、こうしたアンティークのものが大好きです。
我が家にある収納箱は↑、たいしたアンティークではありませんが、リビングに置くだけでそこが異空間になります。
時空を越え、はるか昔にタイムスリップしてしまったような空間。
洋式の空間に置かれた、そんな、ちょっとした異質感が、私は好きです。
作品でもいつまでも心ひかれるものは、どこか胸を引っ掻かれるような、ざらっとした部分があります。
昨日から25日まで、童美連(日本児童出版美術家連盟)の画家の皆さんによる、「こどもの本の画家たち展2」が、丸善日本橋店、3階で開催されています。
これは東日本復興支援チャリティーで、昨年も行われ、今年で二度目です。
原画・版画・プリントや、創作こけしなどが販売されます。
童美連にはお友だちがたくさんいるので、どなたの絵を買っていいか困ります(笑)
去年は、3日目くらいにうかがったら、絵もこけしもほとんどが売れ切れていました。
昨年は、友人の『こぐまのクーク物語』で人気のMが中心になって企画していましたが、今年は恐竜の絵本で人気のKさんが中心になって企画されたそうです。
また、出展されている創作こけしを一堂に集めた、「こけしカレンダー」が発売されるそうです。2014年4月からのカレンダーだそうです。
皆さま、ぜひ足をお運びください。
中国山脈の背骨。
全長6000メートル以上の長さのある、日本一長いトンネルを抜けると広島から島根へ。
島根は、小泉八雲が松江・出雲の風土や精神性を愛し、アメリカのミシシッピー州のニューオリンズからやってきて移り住んだ場所です。
ちなみにニューオリンズは、ネイティヴアメリカンの土着文化が創り上げられた「混淆文化」の世界です。というより、黒人ジャズの発祥の地といったほうがわかりやすいですね。
とにかく「混淆文化」の影響を受けた小泉八雲は、日本の神話や怪談に興味を抱きます。
旧暦10月神無月に、日本中の八百万の神たちが海を越え、集まってくるのが、この写真↑の稲佐の浜です。
縁結びに興味があるわけではなく、私はこの神々の国、出雲を見てみたいと思いました。
とにかく、荘厳な境内には圧倒されます。
樹齢400年を越える、太い松からは、気のパワー出ています。太い松に手を添えていると、手のひらが熱くなってきます。
圧倒されたのが、大社造りと言われる屋根です。檜の皮で作られた屋根が日に映えてとてもうつくしかったです。
また、特徴的なのが、屋根に飾られている、千木(ちぎ)や勝男木(かつおぎ)です。
出雲大社を参拝したあと、お隣にある島根県立古代出雲歴史博物館を訪ね、その千木や勝男木のレプリカを見てきました。
圧巻なのが、古代神殿・出雲大社の、高さ約48メートル、長さ約109メートルと言われる、日本一長い長い階段です。
長い長い階段の果てには、巨大な空中神殿を構え、その千木は、天空の雲を突き出るようであったかもしれないという想像力が、古代のロマンをかき立てます。
ランチは、ほんとうはおいしい出雲ソバを食べたかったのですが、松江に行かなくてはいけないので、博物館のカフェでベーグルのサンドイッチとカフェラテを・・・。
カフェラテの模様は勾玉。ドルチェについてきたクッキーも勾玉。
出雲は、勾玉や瑪瑙などの産地でもあるのです。
次に向かったのが松江。
松江で、冒頭の小泉八雲につながります。
ここでは八雲記念館や、彼の居宅などを訪ねました。
また武家屋敷や松江城の城内を散策。
春の終わりのような、日ざしに、ちょっと日焼けをしてしまいました。
駈け足の広島~山陰の旅は、てんこ盛り・・。
でもあの場所、この場所と、まだ胸にさまざまな余韻を残しています。
昨晩11時過ぎに、出雲から帰ってきました。
慌ただしい旅で、写真も撮りっぱなしのままです。
でもすばらしい旅でした。
そんな2日目の、出雲や松江のお話は、また後日に・・・。
というわけで今日は、疲れを吹き飛ばし、パワーがでるようにとハチミツのお話を・・・。
ハチミツが好きで、毎朝グリースムージーにはレモンとハチミツをいれています。
10年ほど前、夫と中国の大連に旅行したとき、どっさり買って来たのが、アカシアのハチミツ。
大連は「東方魁城」(東方のアカシアの都)と呼ばれ、アカシアの花の名所でもあるのです。
アカシアのハチミツは癖がなく、とてもおいしいです。
写真は三越のハチミツ専門店で見つけた、秋田のアカシアハチミツ。
この金色の、透明感がおいしさを誘います。
今日は午後から、高田馬場で児文協の理事会です。
3月8日に行われた合評研の総括などがあります。疲れているからって、欠席するわけにはいきません。
若者のような無謀な1泊での厳島・出雲への強行軍の旅でした。
せっかく中国山脈を突っ切って、広島から島根まで行くのだから、あれも見たい、これも見たい・・と。
夕べは高麗人参の紅参を飲んで寝ましたが、今朝は夫もまだ疲れの残った様子で出社しました。
明日からはまた、新人賞対象の未読の本の、怒濤の読みがはじまります。
よくばりすぎたスケジュールの旅行をしています。
おまけに、この夫のノートパソコンが使い慣れていなくて・・。
ここまで書いて、ふ~です。
昨日は厳島神社を拝観し、広島県からバスで3時間ちょっとかけて島根県にやってきました、
県境は、まだ雪景色でした。
今日は出雲大社と、古代出雲歴史博物館をみて、松江の小泉八雲の家や武家屋敷を歩いて、帰京します。
遊覧船の中からみた、厳島神社の大鳥居。まさに日本のモンサンミッシェル。
引き潮のはじまった大鳥居。
まさに、朱の結界。回廊。
五重塔と、戦国時代から建築途中のままでストップしている千畳閣。
平舞台。
能舞台。
疲れてます。
早朝から新幹線に乗って、夫と広島の厳島神社などを拝観して、それから出雲大社へ向かいます。
夫も仕事があり、私も18日は理事会があるので、月曜日までの1泊のかけ足旅行です。
数年前、広島になんどかいきましたが、あわただしい日程で、厳島神社を見そびれていました。
実はNHKの大河ドラマ『平清盛』を、毎回とても楽しみに見ていました。視聴率が低く評判も悪かったようですが、我が家ではあの映像の文学性の高さにすっかりハマッていました。
その清盛が隆盛を極めていたころ崇拝していた神の島と言われる「宮島・厳島神社」。
ぜひ見て見たいとずっと思っていたのです。
その後バスで出雲に向かい、今夜は出雲の玉造温泉に泊まり、明日は出雲大社に向かいます。
昨年60年ぶりに遷宮した出雲大社は、縁結び・福結びの神さまと言われています。
ですから若いお嬢さんたちの参拝客で溢れているかもしれません。
出雲大社では、拝殿にかけられている13メートル・4.5トンの大注連縄をじっくり見てきたいと思います。
そしてスケールの大きな歴史絵巻を堪能しながら、山陰を味わってきます。
(写真はネットでお借りしました)
来週は、春のお彼岸です。
いろいろ予定が入っているので、今日は一足早く、夫とお墓参りとお墓のお掃除です。
お墓の、ツツジの樹木が大きくなりすぎてしまったので、一年前にツゲの木に植え替えていただきました。
土がツゲには合わなかったようで、なかなか根付くのが大変でしたが、秋には青々とした葉を繁らせていました。
その根付きの様子も、確認しないといけません。
これからお花を持って、お墓に行ってきます。
日本橋、春恒例の祭典、世界の万年筆フェアが、12日から開催されています。
今年は着物の文様を染めるための型紙である「伊勢型紙」をモチーフにした、限定モデルが登場するらしいです。
近頃はお手紙でもなんでも、すっかりパソコン依存になってしまい、ハガキも鳩居堂で、「インクジェット専用はがき箋」なるものを買ってきて、もっぱらそれにプリントしています。
そんな私でも、数年前までは万年筆派でした。
太字の万年筆で、色は気分に応じて、ブラックだったり、ブルーブラックだったり・・・。
パソコン依存になってからは、漢字もすっかり忘れてしまい、手書きは怖いです。
でもこうして万年筆フェアのお知らせなどを受け取ると、血が騒ぎます。
やっぱり、物見遊山に出かけていきそうです。
多肉植物の「エケベリア」がお花屋さんにありました。
メキシコが分布の中心で、乾燥した岩場に自生する植物だそうです。
サボテンは知っていますが、このエケベリアを知らなかった私は、「これなに?」お花屋さんの前で思わず立ち止まってしまいました。
お花の世界もインターナショナルです。
今日は息子のお誕生日です。この季節、大学も一段落して(月曜日には入試の合格発表があったようです)昨年も今年も、ヨーロッパでお誕生日を迎えています。
今朝、ネットでお誕生日おめでとうのグリーティングカードを送ったら、「南仏のナルボンヌという街に、研究調査で来ています。いま夜です。明日がお誕生日です。こちらは毎日春の陽気で暖かくて気持ちいい天気が続いています」と、さっそく返信が届きました。
息子も相変わらず忙しそうで、インターナショナルです。
今日は午後から、アンソロジー5巻の新シリーズ、『タイムストーリー』の打ち合わせのために、市ヶ谷の偕成社にお邪魔します。
この『タイムストーリー』シリーズへの応募総数は、381編でした。
たくさんのご応募をありがとうございました。
入選結果は、雑誌『日本児童文学』7~8月号に掲載予定です。
(『タイムストーリー』の編集委員は、後藤みわこさん、廣嶋玲子さん、宮川健郎さん、加藤純子の4人です)
偕成社と日本児童文学者協会の共同企画である『迷宮ケ丘』シリーズの二期・全5巻が刊行されました。(写真↑は、二期シリーズ5巻の収納ケースです)
この一期、二期あわせて10巻の編集委員は、石井睦美さん、田部智子さん、最上一平さん、加藤純子の4人でした。
図書館などでも人気のシリーズになりました。
このたび、一期の『迷宮ケ丘1丁目』~『5丁目』に続く『6丁目』~『0丁目』が完結しました。世にも奇妙な物語的なちょっと不思議で怖いお話5編が各巻に収録されています。
今回ラストの巻である『0丁目』は編集委員全員で共通のキーワードを決めて書こうと取り決めました。偕成社の編集者のHさんとみんなで考えたキーワードは「迷宮ケ丘という町」と「赤い橋」。
ふたつのキーワードを5編の作品が入れたことで全体の統一感がでて、不思議さが倍増したような気がします。
その他の巻も、いずれも読み応え満点です。怖さや不思議さを満喫できます。
どうぞお読みになってください。
それぞれの巻の執筆者は以下の方々です。
『迷宮ケ丘六丁目 不自然な街』(スカイエマ・絵)
「しあわせな家族」濱野京子
「不自然な街」伊藤美香
「教科書の精」如月かずさ
「奇跡の子」次良丸忍
「決めるのは本人だ」眉村卓
『迷宮ケ丘7丁目 虫が、ぶうん』(黒須高嶺・絵)
「スキップ!」円山夢久
「虫が、ぶうん」石川宏千花
「白い部屋」廣嶋玲子
「ツインテールの天使」みおちづる
「あきちゃった」山本弘
『迷宮ケ丘八丁目 風を一ダース』(丹治陽子・絵)
「椿の記憶」中山聖子
「トンネルをぬけると」中川なをみ
「風を一ダース」山本けんぞう
「暗黒チョコレート」藤野恵美
「麦の穂が揺れた日」太田忠司
『迷宮ケ丘九丁目 友だちだよね?』(ナカライ カオル・絵)
「友だちだよね?」時海結以
「ころがる玉のその先」河合二湖
「天満宮のなで牛」国松俊英
「あいたた横丁」高橋秀雄
「十二ページ目の少年」藤江じゅん
『迷宮ケ丘0丁目 奇妙な掲示板』(アカツキウオーカー・絵)
「奇妙な掲示板」加藤純子
「橋をわたって」ばんひろこ
「おかめひょっとこ」最上一平
「闇がうごめく」田部智子
「びんづめの町」石井睦美