20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

ヒヤシンス

2016年01月21日 | Weblog

           

 ピンボケ写真です。

 白いヒヤシンス。

 

 今日は二十四節気の、大寒です。

 その通りに、厳しい寒さが続いています。

 白いヒヤシンス、まだこんな寒いのに、かすかに春の訪れを感じさせてくれる、お花です。

 

 「冬景色」という歌があります。この季節になると、いつもこの歌が脳裏をかすめます。

 小学生の時、冬になるといつも、道の片隅に、尖ったうつくしい霜が降りていました。

 朝日の届かない、その道を登校するたび、なぜか浮かんでは口ずさんだのがこの歌です。

  

 さ霧(ぎり)消ゆる湊江(みなとえ)の 舟に白し、朝の霜。

 ただ水鳥の声はして いまだ覚(さ)めず、岸の家。

 

 烏(からす)啼(な)きて木に高く、人は畑(はた)に麦をふむ。

 げに 小春日ののどけしや、かえり咲き(ざき)の花も見ゆ。

 

 今朝も、またこの歌を歌いたくなるような、寒さです。

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会議が3つ

2016年01月20日 | Weblog

              

 今日は、朝の10:30から終日、会議を三つハシゴです。

 初めは、神楽坂で「フォーラム・子どもたちの未来のために」の実行委員会です。

 

 それが終えたら、皆さんとランチを済ませ、実行委員のNさんとご一緒に、東西線で「九段下」に移動し、A社で編集者の方たちとゲラの最終確認。

 さし絵をお描きくださった、ヨーロッパにお住まいの画家さんが、日本にいらしていて、今日は初めてお目にかかれるそうです。

 雰囲気のある、ステキな絵です。

 

 そのあと夕刻には、また、東西線で「神楽坂」にUターン。

 隔月に行っている読書会です。

 今月のテキストは『月にハミング』(小学館)

 残念ながら私は忙しさのため、読めておりません。

 でも会場である、日本児童文学者協会事務局の鍵を、私がお借りしているので、行かないと会場が開きません。

 皆さんからご紹介いただく新刊のことや、皆さんに今年初めてお会いできるのを楽しみに・・・。

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羊羹

2016年01月19日 | Weblog

           

 ときどき、おいしい羊羹が食べたくなります。

 今の季節、とらやに、うつくしい羊羹が出ています。

 写真左は、「ぬくもりの記憶」

 右は、黒練の羊羹で「跳猿(はねざる)」

 ネーミングも粋ですが、お味も品があって、あまさ控えめで美味しいです。

 

 今日は、二つの会議にハシゴです。

 午後からは、神楽坂の出版会館で「子どもの読書推進会議」の会議があります。

 ACジャパンで、今「子どもの読書推進会議」のTVCMが流れています。

 https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/support_06.html

(ご興味がおありになる方は、コピペしてごらんになってください)

 

 それが終えたら、東西線で「茅場町」に移動し、日本ペンクラブの会議室で、「子どもの本」委員会の会議です。

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雪の朝

2016年01月18日 | Weblog

           

 雪の月曜日です。

 眼下の家並みが、白い綿帽子をかぶっています。

 とはいえ、すでに雨に変わっていますが・・・。

 

 でも、もうボケの花が咲いています。

 桃のお節句のころ、咲くと言うイメージを持っていましたが、やはりこれまでの暖冬のせいでしょうか?

 

 枯れ木の中に、少しづつ芽吹いて、萌え出している木々を、「冬萌え」というそうです。

 公園の木々にも、ほんの少し、「冬萌え」が始まっています。

 雪の朝ではありますが、季節は確実に、春に向かっています。

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朝食

2016年01月17日 | Weblog

              

 近頃は、一週間に1~2回はグリーンスムージーをやめ、パンと目玉焼きなどの、いわゆるフツーの朝食をしています。

 必ず実行するのは、日曜日の朝です。

 友人の薬膳料理の専門家のMさんに、「毎日、グリーンスムージーを飲んでいるのだけれど、胃が疲れるような気がする」とご相談したら、

「カトーさん、何事にも、ほどほどという言葉があるんですよ。グリーンスムージーは体にはとてもいいけれど、365日、そればかりだと体が疲れてしまうのです」

 それで、週に2回くらいは違う朝食にした方が、そのあとのグリーンスムージーの効果がさらに増すというのです。

 

 私は体にいいとされることは、何事も即実践します。そしてしつこく5年も6年も続けます。

 それ以来、毎週日曜日には、必ず、目玉焼きとパンと、ヨーグルトとグレープフルーツの朝食にしています。

 たまに、水曜日あたりもその朝食にします。

  そんな時、パンのお供になるのが、バターやジャムを使わないので、オリーブオイルや、お野菜のピクルス。

 でもパンの日は、11時頃になると、お腹がぐうぐう。

 やっぱりグリーンスムージーで、毎日、すごい量のお野菜や、豆乳を飲んでいるようです。

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白色ワセリン

2016年01月16日 | Weblog

           

 今年もそんな季節です。

 というか、blogネタ切れです。

 

 お風呂上りに踵から足にかけて、この白色ワセリンを塗ります。

 乾燥して、ガサガサになりかけた踵が、一晩でツルツルになります。

 

 このワセリン、アマゾンで買ってもう、かれこれ5~6年経ちます。

 こんな大きなボトルに入っていて、720円くらい・・?

 5~6年使っているのに、まだまだ、たっぷりあります。

 娘夫婦一家も、必需品としてアメリカに持って行っています。

 

 冬場は、お肌が乾燥しやすいので、この白色ワセリンのおかげでほんとうに助かっています。

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翡翠(かわせみ)の香炉

2016年01月15日 | Weblog

               

 先日、ご紹介した、十四代、今泉今右衛門の作である、翡翠の香炉です。

 吹墨墨はじきです。

 翡翠の背中が、いかにも鍋島藩御用絵師の品格を表しています。

 品格の中に、遊びココロもあります。

  

 そういえば、南青山に、鍋島藩のお姫さまのお屋敷跡がレストランになっていて、何度か行ったことがあります。

 家具や調度品がすばらしくて、お食事のあと、館内を見学させていただいたことがあります。

 「ミュージアム1999 ロアラブッシュ」というフレンチの、隠れ家的なお店です。

 アールデコ建築で作られていて、一瞬、入るのをためらいそうになるくらい威圧感のある建物です。

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Swingle Singers

2016年01月14日 | Weblog

              

 パソコンの、iTunesの重低音がよくなって、仕事をしながら音楽を聴くのが、さらに楽しくなりました。

 

 Swingle Singersのバッハとモーツアルトの、ジャズのスキャットを聴いています。

 Swingle Singersは、1962年にパリで結成された、アカペラ・ヴォーカルグループです。

 レコードからパソコンに落としたものです。

 MJQと共演した、永久保存版です。

 

 

 とはいえ、書く作業は苦悩に満ちていて、肩こりの日々です。

 去年からずっと雑誌の、畑違いのジャンルの不慣れなものを書いているので、資料の山の中、他の原稿がまったく手につきません。

 まずは来月半ば締め切りの、これを書き上げないと、先へ進めないのです。

 他に、落としてはいけない締め切り原稿が、来月末までに二つもあるのにと考えると、恐ろしさで胃が痛くなる毎日です。

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鏡開き

2016年01月13日 | Weblog

             

 鏡開きもすむと、(とはいえ、我が家は鏡餅の大きいのを飾らないので、実際には鏡開きはしません)お正月気分も抜け、ピリッとした日常が戻ってきています。

 でも、この鏡開きと言う言葉、なんとなく好きです。

 実際には、すっかりカチンコチンになってしまった丸餅を、金槌で叩いて割って、砕いて、かき餅などにして食べるわけですが・・・。

 子どもの頃には、鏡餅を砕いて、油で揚げて、お塩を少々振った、かき餅が大好きでした。

 硬くて、口の中を怪我しそうになるところもありましたが。

 その打ちくだく鏡餅のことを、鏡割りではなく、鏡開きという言葉に言い換えた先人たちの、言葉への繊細さはお見事です。

 割るのではなく、開く。その美意識の中には、祈りすら感じます。

              

 日本橋高島屋には、ダンボールで作られた、オブジェが飾ってあります。七福神めぐりだそうです。

 日比野克彦の作品のような、ダイナミックさのあるオブジェです。

 一方、三越本店は、朱の淡路結び。

 それぞれ、新春を言祝ぐ気持ちが伝わってきます。

 

 24日は大寒。

 寒さも、いよいよ佳境です。

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おふくろの味

2016年01月12日 | Weblog

                    

 夫のおふくろの味は、どうやら「オムライス」みたいです。

 先日も三越本店の洋食屋さん「たいめいけん」で、夫が「オムライスでも食べるか」と。

 オムライスって気分じゃなかったので、

「あんまり食べたくない」と、私。

 結局、「広味坊」のパクチーのたっぷり入った四川麻婆麺と、私は野菜たっぷりのあんかけ焼きそばを。

 

 そして昨日の祭日には、カルディでお買い物があったので、近所のショッピングセンターに行きました。

 食べ物の恨みは恐ろしいと言いますので、その日は私の方から、浅草の洋食屋さん「ヨシカミ」で、「今日はオムライスでもいいわよ」と。

 とたんに、夫の嬉しそうな顔。

 どうやら夫にとっての「おふくろの味」はオムライスみたいです。

「オムライスは、あなたの、母の味?」

 オムライスをスプーンですくいながら、そう尋ねたら、

「オムライスとハンバーグかな」と。

 若かりし頃の、牛込の母の顔が浮かびました。

 

 先日、私の弟が来ましたが、彼のおふくろの味は、母が作った田舎料理。

 私にとっての母の味も、母がとったお出汁の味。

 ここが、東京生まれと、秩父生まれの違うところなのかもしれません。

 

  我が家の息子や娘にとっての母の味はなんでしょう?

 一度もそんな話をしたことはありませんが、ビーフストロガノフ? 骨つきチキンカレー?

 はて、なんでしょう。

 今度聞いてみたいような気がします。

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