20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

今日はイースター・昨日は花まつり

2023年04月09日 | Weblog
             

              

今日は、イースター。
復活祭だそうです。

日本ではあまり馴染みのある、お祭りではありません。

私は秩父生まれなので、イースターというより、お釈迦様の花まつり。
昨日は、その花まつりでした。
お釈迦様に、甘茶をかけるお祭りです。
そちらの方が、馴染みがあります。

それも、まだ小学生の頃、祖母に連れられて行った記憶しかありませんが・・・。
祖母は神道の家に嫁いでも、やはり仏教の方が馴染みがあったのかもしれません。
近所の人とお茶のみ話をする人ではなかったので、こうした外出が気晴らしだったのかもしれません。

でも甘茶のお味、今でも口の中に記憶として残っています。

さて、イースター(復活祭)。
イースターといえばイメージされるのが卵です。
なぜ卵かというと、新しい命が誕生する卵は、生命や復活の象徴だからです。

海外では、イースターには、カラフルにペインティングされた、プラスティックの「イースターエッグ」を見つけて歩く遊びがあります。

写真のは、陶器のイースターエッグ。
まるでクリスマスツリーに飾る、オーナメントみたいです。

イースターの今日、和室に、兜を飾ります。

昨日締め切りの句会、とうとう忙しくて俳句(5句)を作れませんでした。
業界のお仲間たちでやっている句会です。
ネットの句会を覗いてみたら、すご〜い、13人も投句しています。
おもしろそうな句もあります。

句評だけ、参加しようかな。
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「ラストエンペラー」

2023年04月08日 | Weblog
            

坂本龍一が、亡くなったことで、「ラストエンペラー」に注目が集まっています。
「戦場のメリークリスマス」は、映画館で見ましたが、「ラストエンペラー」は見落としていました。

FBの友人たちも「何度も見た」「すごくよかった」との書き込みをいただき、これは見なくちゃと、チャレンジしました。

うちは、ネットフリックスと、Amazonプライムに入っていますが、そこではもう上映が終わっています。
唯一、やっていたのが、U-NEXTです。

慌てて入会し、先日から、お夕食後に、リビングの55インチの大型テレビで、サウンドバーを下に置いているので見ています。
毎日、1時間だけ、お夕食後の気分転換に見ていますが、映画館にいる気分です。

この「ラストエンペラー」は、かなり長い映画です。紫禁城を見ながら、最上級の宝物を、毛沢東に敗れ、全て台湾に持ち出した蒋介石の顔が浮かびました。この中国の紫禁城と、台湾の故宮博物院は、展示されているものの格が大違いだそうです。もろん、故宮博物院の方が上です。

数日にわたって、途中、映画の時代の中国の歴史を、再び学んだりしながら見ました。

かつて満洲国があった場所のすぐ下にある、大連に、20年くらい前に旅行したことがあります。
関東軍が侵略した満洲国の下にある、大連の折々の場所に、そのころの気配が残っていました。

映画では、清国最後の皇帝が、亡くなる前に見たのは、毛沢東率いる中国共産党。
清国はアヘンなどが蔓延していました。王妃もアヘン中毒で最後は、記憶も定かではなくなります。皇帝は様々な中国の移り変わりを体感し、傷ついたり、自ら皇帝ではなく「庭師」と名乗り、紅衛兵たちの行列に飛び込み、友人を救おうとします。

すごい映画だなと、アカデミー賞を受賞した、はるかなる悠久の中国大陸をイメージする、エンディングテーマ曲を聴きながら、「教授」を偲びました。

ネットフリックスで「三国志」を見た時も、歴史を学び直し、確認して、全部見ました。
こうしたことも、家で見るからこそできる、学びで楽しいです。


そうそう「三国志」といえば曹操(笑)。

3月にクリニックに、花粉症かどうかの血液検査をしていただいていましたが、あれから数日後には治ってしまい、公園をマスクなしで歩いても、なんともないので、そのまま忘れていました。

先日、ビタミン剤などをいただきにクリニックに行った時、先生が3月に行った、39種のアレルギーの検査結果を教えてくださいました。
「ジュンコさん、ヒノキ、スギ、ブタクサ、蕎麦、ピーナツなどを39種類、調べたけど、全部0。サイキョーだね。アレルギー、ぜんぶ、跳ね除けてるよ」と。
と、そんなわけで、おかげさまで、花粉症ではなく、季節の変わり目の、軽い鼻風邪だったようです。

まだコップのお水は溢れていませんでした。というか、コップにお水はありませんでした(笑)。
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朝からリモート会議

2023年04月07日 | Weblog
            

            

            

            

今日は、朝の10:00からリモート会議。
午前は児文協の「出版企画部会議」で、偕成社の編集者の方たちと、私たち部員5名。7名で行います。

また午後も2:00からリモート会議です。
午後は「フォーラム・子どもたちの未来のために」の実行委員会。

リモートだから、成り立つハシゴ会議です。

さて、出版企画部についてです。
かれこれ、もう30年。
日本児童文学者協会は、偕成社から、5巻、5巻と、2年にかけて、10巻完結のシリーズをお世話になっております。

偕成社とのシリーズ初期の頃は、当時理事長だった、今は亡き木暮正夫さんが最初の企画の責任者をしていらっしゃいました。
まだ若かった私も編集委員としてお手伝いをしていたので、上の本だけではなく、本当にたくさんの、アンソロジーの編集、そして執筆をさせていただいております。また、そこで勉強させていただきました。

公募で応募されてご参加くださった方も多かったです。
その後、たくさんの皆さんの作品が、教科書の問題集などの二次使用に使っていただいたり・・・。

印税は協会財政の大きな担い手として、重版、重版で、がんばってきました。

でも、2016年までは出版企画の責任者をしていましたが、そこから、外れて別の役割をしていました。
ですから、状況があまりわかりませんでした。

それまでは、5巻、5巻、全部で10巻のシリーズというのが、これまでの伝統でした。
しかし、児童書が売れないという状況もあり、とうとう、3巻になってしまったという話を聞き、私はかなりの危機感を覚えました。
たまたま、那須さんから著作権を遺贈していただいた金額が、すごい額で、それに助けていただいたので、児文協はいろいろ前へ進めました。


私は、30代のはじめに作家デビューし、それと同時に児文協の会員になりました。そしてやはり今は亡き、後藤竜二さんに誘われ「季節風」を作りました。

その「季節風」が一段落して、休会した40代はじめ。
今度は、古田足日さんから電話をいただき「理事になってくれないか。カトーさんみたいな人が必要なんだ」と口説かれ、それから現在まで、ずっと理事をやっています。

そんな私が知る限り、これまでの児文協からは、到底、考えられないような、今回は、数百万単位のお金を使って、HPのリニューアルなどをしたり・・・。
那須さんからの援助があればこそです。

でも将来的なことを考えると、初期の木暮正夫さんの、児文協財政へ、アンソロジーを出すことで、大いなる助けになるようにという志に触れていたので、この状況を、なんとかしなくてはと私は思っていました。

そして今回、仲良しで、信頼できる、作家の友人たちに助けていただき、再び、アンソロジーを編むという役割を担うことになりました。出版企画部にカンバックしました。
とうとう、偕成社の皆さんのおかげで、また5巻、5巻のシリーズに戻すことができました。
木暮さんの初めの児文協への熱い思いを、ちゃんとつなげることができました。そのことが、とても嬉しいです。

今朝の会議の参加者は、
偕成社の編集者お2人と、出版企画部部員の、石井睦美さん、いとうみくさん、工藤純子さん、そして同じく部員の田部智子さんが、リモートなどいろいろをセッティングしてくださって、リモート会議です。

細やかなことを、いろいろ最終確認しあいます。
人気シリーズになるといいなと思いながら・・・。

討議のための、添付資料も3点、事前に、皆さんにお送りし、ご覧いただいております。

偕成社の社長をはじめとした、皆さまには本当に感謝しております。

今回は、公募も入っています。
雑誌『日本児童文学』5〜6月号に、詳細が告知されます。
ぜひたくさんの皆様のご応募をお待ちしております。
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カードポイントって、うれしい。

2023年04月06日 | Weblog
             

             

            

             

            

             

日本橋・銀座界隈のデパートで、カードを持っていないのは、松屋だけです。
松屋は古くからの銀座の老舗デパートです。

写真の、このコーナー、大好きで、松屋に入ると行きます。

実は、銀座アスターの銀座本店は、お店は素敵ですが、同じものを食べてもサービス料が加算されます。
ですから銀座アスターで食べたくなったら、この松屋の上に行きます。

その帰りに、必ず見るのがこのコーナー。
何気ない日常の、暮らしのものなのに、とっても素敵です。

こうしたセンスが、松屋の好きなところです。
でも松屋からは、カードを作りませんか?というお誘いを受けたことがありません。
だから、松屋での、アスターのお食事も、お買い物も、三越のお帳場カードを使っています。
そうすると、必ず聞かれます。
「松屋カードは、お持ちではありませんか?」と。

どうやったら年会費無料の、松屋のゴールドカード、手に入れることができるのでしょう?
やっぱりお買い物量が少なすぎるからダメなんでしょうね。

日本橋の高島屋・三越界隈は、三井村です。

夫は三越お帳場カードや、高島屋ゴールドカードとは別に、自分だけ、三井のゴールドカードも持っています。三越のお帳場カードのゴールドは、数年前、年会費をとられるようになりました。他はすべて年会費無料です。
でも、お食事をしたり、お買い物をしたりすると、ポイントが貯まるそうです。

ポイントって、なんだか思いがけないプレゼントのようで、うれしいものです。

そういえば、近所の薬局のポイントも2700円分くらい溜まっています(笑)。
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坂本龍一&忌野清志郎そして、金平茂紀

2023年04月05日 | Weblog



3月末に、坂本龍一さんがお亡くなりになりました。

苦しいがんの闘病生活の中。
その数週間前、坂本龍一は、命を削るように全身の力で、小池都知事に、抗議文を出したそうです。(ネットに全文が載っています)
神宮外苑の再開発への抗議文です。
坂本龍一は、原発についても、非戦についても、環境問題についても様々な問題意識を持ち、それにNOを主張し続けていました。
彼には、4人の子どもさんがいるそうです。
でも上の3人までは、父親の役目をまったくしていなかった、と。
4人目が、自分が40歳近くで生まれた時、初めて「俺は子どもたちと、ちゃんと向き合ってきたか」と、自省したと言います。
そして、
「悪かった。父親、やって来なかった」と、4人の子どもたちに頭を下げたそうです。
それから彼は、社会に対しても、ちゃんと、発言していきます。
子どもたちや、孫たちの将来のために。

上のYouTube。一番上が、坂本龍一と、TBSの金平茂紀さんが、清志郎の一周忌に、二人で語っているYouTubeです。
その下が、清志郎が歌う、ジョン・レノンの「イマジン」。かっこいい!
やっぱり、坂本龍一も、忌野清志郎も、金平茂紀も、すごい。

自分の言葉で、音楽を、政治を、きちんと語っています。
坂本龍一も、忌野清志郎も、金平茂紀も、なんて、素晴らしいのでしょう。
坂本も、金平も、自分の専門性を踏まえつつ、さらに思考を深め、広げます。

私は、二人の、清志郎をめぐる対談を聞きながら、金平さんの坂本龍一への清志郎音楽の質問の深さにしても、彼の答えにしても、文学評論を1冊、読んだくらいの満足感を感じました。
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第1回・児文協協会賞選考委員会

2023年04月04日 | Weblog
            

今日は午後から、児文協の協会賞選考委員会です。
リモートです。

今日の段階では、まだ一次選考通過作品を選ぶだけなので、気持ちが幾分、気楽です。

2回目のベスト1を選ぶときは、やはり緊張感があります。
迷いもあるでしょうし。

ベテラン・中堅作家の、インテリジェンスに溢れた問題提起。文学性の高さ。作品としての安定感。人間を描く見事さ。
さすが、ここまで残ってきた作品は、いずれも魅力があります。

でも、私は、力のある、男性の若手作家たちの登場に、気持ちを強くしてもらっています。
これからの、児童文学の可能性を感じています。

これまでの児童文学で、描いてきた世界と違う。
問題意識の切り取り方が、どこかで読んだような既視感もなく、新鮮であり、かつ自然。
人間もしっかりと描いている。

その視点が面白いです。

さて、頑張りましょう。

今年の協会賞選考委員は、朽木祥さん(作家)、ひこ・田中さん(作家・評論家)、吉橋道夫さん(作家)、宮川健郎さん(元大学教授・評論家)、加藤純子(作家)。
今日はZOOMですが、皆さんと、お目にかかれるのが楽しみです。

吉橋さんとは、今回は画面越しではありますが、お顔を拝見するのは、数十年ぶりです。
他の皆さんとは、ペンクラブ や、児文協の文学賞委員会などで、チョコチョコとお目にかかっておりますが(笑)。
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マスクを外すようになって・・・。

2023年04月03日 | Weblog
            

マスクを外すようになって、困ったのが、お化粧品。

コロナで、ルージュもファンデーションも、ほとんど使っていませんでしたから。

慌てて買ってきたのが、ルージュ。
MACの、この真っ赤なルージュは、銀座の三越か、日本橋の高島屋にしか入っていません。
ファンデーションのCOVERMARKも、高島屋だけ。

この3年、特にファンデーションは、500円くらいのものを、薬局で買って使っていました。
またマスクを外して、お食事をする時用に、生協で、パーフェクトワンなんていう安いのを買ったりしていました。

でもずっと使い馴染んでいる、COVERMARKを、また買いました。
コロナの時は、いろいろ安上がりだったのに、また出費が増えます。

ルージュは、輸入品なので、円安の今は、特に高いです。

電車に乗っていると、「マスクを外したくない」とお悩みのかた。
として、歯の矯正のCMなどが貼ってあります。

若い人たちは、きっともっと大変なんだろうなと、そうしたCMを見るたびに思います。

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絵本テキスト大賞・公募開始

2023年04月02日 | Weblog

            

4月1日から、原稿募集が始まっています。
毎年、1000編以上の応募のある、新人作家の登竜門です。
ぜひ、楽しく、面白く、ひねりのある絵本テキストを楽しみにしております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新しい感覚の絵本の世界を!
第16回『絵本テキスト大賞』原稿募集

 日本児童文学者協会と童心社は、絵本作家の発掘と育成、また新鮮な絵本の出版を目的として、絵本テキスト(文章)を募集いたします。
 大賞に選ばれた絵本テキストには、著名な画家たちのすばらしい絵のついた絵本になります。
 新しい絵本世界を切り拓く可能性を秘めた、瑞々しくフレッシュな感性で描いた作品を募集いたします。また絵本としての特徴を生かしながらも、ストーリー性のある原稿を望んでいます。
 たくさんの皆さんからのご応募をお待ちしています。グレードを確認してお送りください。

【募集する作品】
子どものための絵本テキスト(文章)を募集します。(絵は描かないでください)
テキストの文章は、展開を考えて場面割りをしてください。
ただし応募は最大でAグレード1編・Bグレード1編までといたします。
<Aグレード> 幼児(3~5歳)……11見開きの原稿
<Bグレード> 幼年(6~8歳)……15見開きの原稿
※「1見開き」……本を開いたとき左右のページを合わせて、1見開きといいます。
 対象の子どもたちの年齢を考えた、字数・文章量にしてください。
 これまでの受賞者の作品などを、童心社のサイトでご覧いただき参考にしてください。

↑、前々回の絵本テキスト大賞入賞者の作品内容。いろいろが出ています。クリックして参考にしてください。

【応募要項】
1 応募資格 プロ、アマ、国籍は問わず。15歳以上の方。

2 締切日  2023年6月末日。

3 募集期間 2023年4月1日から6月末日までとする。(消印有効)

4 原稿用紙 A4サイズで文章のみ。原稿は5部同封すること。

5 原稿は右肩を綴じ、別紙1枚に、筆名のほか本名・住所・年齢・職業・電話番号・メールアドレス、作品タイトル、また児童文学歴があれば書き添えること。なお原稿にはタイトルのみを記入し、名前などは記入しないこと。なお応募封筒にはAかBかのグレードを朱記すること。 Aグレード、Bグレードそれぞれ1編ずつまで応募可とし、自作の未発表作品に限ります。(商業出版を目的としない同人誌での発表は可としますが、その旨ご記入ください。) 応募原稿は、いかなる場合にも返却いたしません。

6 事務手数料として、切手を120円分同封してください。

7 大賞は童心社より単行本として刊行し、所定の印税をお支払いいたします。
大賞受賞者には2023年10月中に、選考委員会よりお知らせします。
また「日本児童文学」2023年11・12月号誌上にて発表し、日本児童文学者協会と童心社のホームページでも選考結果を公表します。

8 選考委員
内田麟太郎・加藤純子・浜田桂子・大熊悟(童心社取締役 編集長)(敬称略)

✰原稿の送り先&問い合わせ先
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38 中島ビル502
日本児童文学者協会『絵本テキスト大賞』宛
TEL03-3268-0691  FAX03-3268-0692
E-mail:zb@jibunkyo.or.jp (メールでのご応募は受け付けていません)

*受付締め切り後の選考期間中、電話やメールなどでのお問い合わせはお断りします。
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今日から4月

2023年04月01日 | Weblog
             

今日から4月。
というか、エイプリルフール。

秩父の父が生きていたら、また「嘘」で騙されそう。
私たち姉弟も、従兄弟たちも、私たちの子どもたちも・・・。

父が生きていた頃、春休みに秩父にお泊りに行くと、必ず、エイプリルフールに騙されていました。
わかっているのに、みんな、騙されます。

朝、起きていくと、新聞などを読んでいた父が、真面目な顔をして、孫たちに「嘘」を言います。
かなりの年になるまで、みんな騙されていました。
いえ、子どもたちも大人で、騙されたふりをしてくれました。

騙した後、
「今日は、何日?」
と、すまして聞いて、
「あ」
と子どもたちがいうと、これ以上ないような、嬉しそうな笑顔を向けます。

前の日から「今年は、どんな話で騙そうか」と、考えでもしていたように・・・。

今日は、神保町の漢方の先生に行きます。
先生も、お年になられ、ここ数年は、診察は土曜日だけ。
予約した人だけ、となっています。

いつまで、先生とお会いできるか、いつもドキドキしながら、予約の電話を入れます。

緑が、菜種梅雨に洗われて、うつくしい土曜日の朝です。
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