20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

『通販生活』2024/初冬

2024年11月21日 | Weblog
            

通販生活・カタログハウスさんとは、いろいろご縁があり、かつて、何度も写真入りの記事を載せてくださったり、そのために編集者の方2人と、カメラマンの方1人で、我が家に何度か、取材で、お越しくださったことがあります。

皆さんと、とても仲良しになって、いつまでも親戚のような気分で、幾つも、通販生活・カタログハウスからは、毎月届けていただいて健康のために飲んだり、カタログハウス愛用者です。

雑誌『通販生活』。
これが毎号、お楽しみです。
今回の号は、やっと先日読めたのですが、今回、面白かったのが
「だんだん死ぬ気がしなくなってきました」という、対談記事。

古館伊知郎が、連載で行なっている「喋喋」(ちょうちょう)対談。
今回のゲストは、経済アナリストの森永卓郎。

2人の話が面白い。
ご存知、森永卓郎は2023年の11月に、膵臓がんステージ4と診断され、余命四ヶ月を宣告されました。
ところが、抗がん剤が、彼の体には合わない。
そこからの、ガンとの闘病。
埼玉に引っ越しして、農業をして暮らしたり、電車で東京まで出てきてラジオのレギュラー番組をもったり・・。
オプジーボと、免疫療法。すごいお金がかかるそうです。

わたしは本屋に行くと、まず、今の時代の傾向を見るために、おとなの文学、経済の本、健康の本、何から何まで、評判の本をざっとみて、気になる本があると立ち読み。
いろいろな本屋さんに行きますが、「有隣堂」が、そうしたキャッチが、すごくお上手です。
本を見ていると、書棚の流れが自然に「時代を見る目」に導かれていきますから。
その後、児童書コーナーに行きます。

『がん闘病日記』『ザイム真理教』など、森永卓郎は「もうじき、死ぬ」とか言ってるのに、すごいベストセラーをバンバン出していると驚くばかりです。いつも、本屋さんの一番の売れ筋。山積みになっているすごい売れ方。
治療にお金がかかっても、その本や何やらで賄えるそうです。
売れているから、原稿依頼も殺到。

「わ、病気で儲けている」と驚くばかりです。
余命四ヶ月など、とっくに過ぎ、今や「だんだん死ぬ気がしなくなってきました」と、痩せてはいますが、お元気です。

その闘病の話も面白いですが、『ザイム真理教』から、つながる、今の資本主義の話。
『人新世の「資本論」』で、2021年新書No.1に売れた、斉藤幸平とも繋がるところがあります。

古館伊知郎と盛り上がるのが、その現代の資本主義の問題。
「これまでのグローバル資本主義が限界を迎えているのは、多くの人が気づいていること。若い人たちも生活に疲れ果て、幸せそうじゃない。

マルクスは今から150年前、「資本主義は必ず行き詰まる」として、その要因を4つ挙げた。
・「許容できないほどの格差の拡大」
・「地球環境の破壊」
・「少子化の進行」
・「ブルシット・ジョブ」(日本語で言うと、クソどうでもいい仕事の蔓延)。
この4つの矛盾が一気に噴き出したときに、資本主義は終焉を迎える、と。
すかさず古館伊知郎が、
「まさに、今がその時期なのかもしれませんね」と。

連日のように報道される、老人宅への強盗事件。
海外にまで展開している、闇バイト事件。
刹那で生きる若者たちの姿。
いい加減な103万円の壁。

(そうそう、数日前から見始めた日本のドラマ。ネットフィリックスが作っている全七話。「地面師たち」は真っ当に生き抜くことさえも困難になっている人間たちを炙り出していて面白いドラマです。地価が異常高騰している東京を舞台にした、土地をめぐる作品。ネトフリが作っているすごい作品です)

「現在は100年に一度の大構造変革の時代。私たちは資本の奴隷にならなくてもいいんです」と、森永が。
その辺りの深いところは、ぜひ『ザイム真理教』を、図書館で借りてお読みください。(予約しても、軽く300人待ちくらいにはなりそうですが)

通販生活の、今を生きる人たちに寄り添った問題意識からの発信。
本当にすごいです。
それで、350円ですよ。

いや、本当にすごい、通販生活!!
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読書会

2024年11月20日 | Weblog
            

私の好み系の小説。
ノンフィクションではなく、SF的展開のフィクションです。
でもノンフィクション的要素が散りばめられていて、興味をそそられました。

結果、この厚い本。
私は、全部読みきれませんでした。

でも絶滅動物について、書かれたものには、とても興味があります。
絶滅して、世界はどうなった。
そのあたりが、後半、書かれているのかもしれません。

今夜の仲間たちとの読書会の、テキストです。

全部、読めていないので、欠席しようかなと思いましたが、読めていないことを前提に、皆さんがこうした、ノンフィクション的SF小説をどう読まれたか。

その感想だけでも聞きたいです。
だから、参加します。

本が売れないと、言われていますが、毎月、すごい出版点数です。
順番に、作家の皆さんから、そして出版社からご献本いただいているご本を読まなくちゃと、読んでおります。

2月か3月くらいから始まる、児文協の「文学賞委員会」では、年間に出版されたご本をほとんど読みます。そこから、議論して、児文協の協会賞・新人賞に振り分けます。

わたしは、協会賞選考委員もしているので、それを年間を通して、ご献本いただけるので、分散して読めるので、ありがたいです。
書評も自分の判断で決める雑誌のや、「この書評を」と指定される、別の雑誌から依頼される書評など、いろいろやっているので、なおのことありがたいです。

先日も小学館のパーティで、某出版社の編集長に、
「この間、送ってくださったご本、翻訳家の方、存じ上げない方なんだけど・・」と言ったら、
「出版社として、自信作が作れたら、送れって、言われたでしょう?だからお送りしたんですよ」と。
ああ、そうだった。そうだった。しっかり拝読いたしますから。

でも、つい、短いものから・・・。
老眼はありませんが、左目が、バリバリします。
どうやら、ドライアイみたいです。
目薬が手放せません。

さてさて、今夜は、そんな中途半端な状態ですが、出席させていただくことにしました。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

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りんごのプレゼント

2024年11月19日 | Weblog
             

中性脂肪が高くなった私へ、友人から、おりんごが届きました。
お心遣いをありがとうございます。

その説明です。
・真っ赤で一番つやがあるもの  ピンクパンサー  市場には出回っていないそうです。  
・黄色くて大きなもの      はるか      ふじよりも甘味が強いそうです。
・黄色いもの          青林(せいりん)
・シナノスイート        赤いもの

そのご説明を、読みながら、味わっていただきます。
これで、朝と、夜。
一日、2個のおりんごを食べて、来年の2月に血液検査をしたら、中性脂肪も下がっているでしょう。

でも甘いものの誘惑にも弱いし・・・。
意志を強固に、頑張ります。

食べ過ぎもご用心と言われているので、お食事も少なめにしたいと思っています。
日々の積み重ねです。
コロナから、やや食べ過ぎ。そして3キロも太り・・・。
食いしん坊の、自分を甘やかしていました。


昨日もカーブスに行って、
「私、夏に毎日2本、アイスを食べていて、中性脂肪の数値があがっちゃって」と話したら、
「マイバスケットでしょ?その前は、冷凍の大学芋が美味しいって、カーブスが終えて、帰りの支度をしながら、嬉しそうにいつもお話ししていたわよ」
そういえば、そんなことがありました。
お気に入りのアイスを見つける前は、冷凍大学芋をたくさん買っていました。
お正月にも子どもたちに「美味しいのよ〜」なんて自慢していました。
「太りますよ」っていわれたっけ。
でも欲望に負け、その次はアイスに走り・・・。

「よく、糖尿病にならないわね」と言われ
「糖尿病って、遺伝的要素が高いんですって。わたし、のど飴もすごくたくさん、コロナの時舐めていて、心配になって糖尿病の検査をしていただいたら、全く問題ないって。糖尿に行くところが、中性脂肪にいっちゃったみたい」と、みんなで大笑い。
笑い事では、ないんですけどね。

いつものスーパーではなく、マイバスケットという小さな、数軒先にあるスーパーは、美味しいアイスや、冷凍大学芋など、甘党の私の好物ばかり。

つい、カーブスが終わり、下のスーパーで、ちょっとだけお買い物をすると、足がそっちの方向へ向かっていました。
それまでは逆方向にある、お姉さんの八百屋さんが常連でしたが、近頃は、開店が遅くて、カーブスが終わっていくと、まだ段ボールが山積み。

それで足が遠のいて、反対側のマイバスケットの常連になっていたということです。
かれこれ、一年近く、ガツンと甘いものを、毎日たくさん食べていたということです。
はっきり、自覚しました。自粛。自粛です。中性脂肪を下げるために。
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「人生最後」のソファ

2024年11月18日 | Weblog
            

             
昨日の日曜日。
「人生最後」のソファを買い換えました。
数年ぶりにIKEAに行きました。
遠い・・・・。
すっかり歩き疲れ、途中から、タクシーで帰ってきました。

写真は、ネットでお借りしたもので、ベージュです。
実際の我が家のベッドソファは、黒の皮です。(IKEAのサイトのを取り込みましたら画像が大きすぎて、こちらに入れられませんでした)

上の写真の方法で、ベッドになる、かなり大きなソファでした。
革張りのソファで、ベッドにして、そこにお布団を敷いたりして、女の子の孫、2人が、お泊まりした時、何度か、ここで寝ました。

これを、サロンで使っていました。でも、ほとんど背もたれ、下にYogiboで座っていたので、背当てにしていたあたりから、皮の縫い目がほつれ始めました。

将来的に、往診で介護をしていただくときに(こういう発想、周りの人たちのポジティブ発想の影響です)、ベッドルームではなく、このサロンのソファがいちばん効率的と思い、人生最後のソファを買い換えました。

この「人生最後」という言葉、先日、秩父で会った昔からの友だち、みゆきちゃんの言葉です。
「人生最後の自分の車を買った」と。オレンジ色の素敵な、大きな車に乗せてくれました。
高校の先生をしていた旦那さんが、数年前に亡くなって、それでなお、そういう思いが強かったのかもしれません。


            

今度は、布製です。皮の冷たさを避けて。
そして、前のソファより、若干小ぶりです。

業者さんに、以前の大きな、上のソファを片付けていただき、下の新しいのをセットしていただくと、かなりのお値段がかかります。

けれど、もう、無理は禁物。
ぎっくり腰ご用心のお年頃です。

秩父の仲良しの従姉妹が、旦那さんが、お加減が悪そうで、彼女は、早め早めに手を打ち、自分の「椎間板ヘルニア」の内視鏡手術を、品川の病院まで行って診察していただいたら、「内視鏡では無理」と帰されたそうです。

それで別のクリニックで、旦那さんが寝込んでしまう前にとさっさと手術。
すっかりお元気になって数ヶ月。

旦那さんは、彼女が手術をしたころは、毎日、車を自分で運転してお見舞いに来ていたらしいのです。
けれど、とうとう体が悲鳴を上げて、病院にしばらく入院していました。
でも昔から、従姉妹がずっと、病弱な彼の面倒を見て生きてきました。
旦那さんの友人もみなさん、亡くなったのに、従姉妹の旦那さんは、そこそこお元気で、ガーデニングなどを楽しんでいました。
従姉妹が、面倒見が良くて、体に気をつけてお料理などを作っていたからです。
それで、
「自分の家がいい」と、介護タクシーで寝たまま、帰ってきたらしいです。

それから面倒を見るのは、従姉妹の仕事。ヘルパーさんの助けを借りて、彼女が動いているようです。
「こういう日が来ると思って、早く手術しておいてよかった。私まで動けなくなったら、共倒れだしね」と。
先を見て、生きているから、従姉妹は、何があってもあたふたしません。
見事な生き方です。

旦那さんは、若いころ、慈恵医大で大病の手術をして三ヶ月入院していたことがありました。
「もう仕事はしてはいけません」と、医師に言われ、お金持ちの従姉妹の嫁ぎ先は、銀行の利息だけで、充分、生活できるような家で、1〜2歳だったお子さんは、お手伝いさんにお任せし・・・。
彼女が、つきっきりで、三ヶ月、東京の慈恵医大に一緒にいました。

お見舞いに行きましたが、彼女は悲観的なことは何も言わず、「仕事をするなと言われたから、家に帰ったら、クラシックが好きだから、大きなレコードをきく部屋に、ひと部屋を改造しておこうかと思っている、とか、元気になったら、庭をイングリッシュガーデンに、一緒に作っていこうか。いろいろ考え、この先の楽しみを夢見て、頑張ろうねと話してるの」と、従姉妹が東京で話していました。

「でも、ジュンコちゃん、ちゃんと友だちとランチに出掛けたり、息抜きもしているから大丈夫」と。
今は旦那さんは、つきっきり看護してくれている彼女に、負担をかけたくないと思っているようで「いっておいで」と。

数十年前も、すごい人だなと思いましたが、今回もです。
いくつかお姉さんの彼女は、子どもの頃から、私を可愛がってくれました。

「ジュンコちゃん。お見舞いなんかしたら、5倍にして返すから、絶対にしないでね」と。
「わかった、わかった。じゃ、辛くなったら、愚痴をこぼしてきて。駆けつけられるときは、駆けつけるから」と、そんな話を、電話でしたばかりです。

それで、サロンのソファが気になったということです。
従姉妹を見習って、あたふたしない生き方をしたいと、彼女と話していて思いました。

そんなわけで、これまで使っていた、一番上の写真のソファを、捨ててもらって、新しいソファを、近々、業者さんが設置してくれるそうです。

さて、今日は月曜日。夫は会社、私はカーブスです。
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来週の読書会

2024年11月17日 | Weblog
             

来週の読書会のテキストを、このところ読んでいます。
長くて、重くて、厚くて、がちっとした、ハードカバーの本です。
まるで学術書のよう・・・。

こういう自然科学的な物語は好きなのですが、あまりにも、読むのが大変。
このところ、児童書ばかりを読んでいるからかもしれません。

最近読み終えた本もかなりの厚さです。大人の本ですが。
でもがちっと重い、ハードカバーではないので、読んでいて手が疲れませんでした。
私が、手を骨折したせいなのか・・・。
読者へのささやかな心配りがあると、たくさんの方に読まれると思いますが・・・。

なので、他の本を読む合間に。
最後まで読めばいい本なのだろうなと、思いながら・・・。

でも、読みながら、あまりにも重くて、手が疲れ、閉じては、つい別の本に浮気してしまいます。

読書会までに読めるか、不安です。
山積みのご恵贈いただいたご本もあるし・・・。

読めたら、出席、なんて「調整さん」に書いたら、顰蹙でしょうね?
もうしばらく頑張ってみます。

翻訳的な香りのする、文体としては、私の好きな文体です。
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中性脂肪が高かった!!

2024年11月16日 | Weblog
            

意味のわからないお味のスープを、毎朝、冷凍庫から出して、お湯を注ぎ飲んでいます。

もう、三ヶ月か四ヶ月、飲んでいるから、コレステロールも下がっているし、文句なしだわと、胸を張って、クリニックに検診結果を聞きに行きました。

ところが、先生に呼ばれる前に、看護師さんが、結果の出ているペーパーを渡してくれました。
「ここにサインしてください」と。

見ると、これまで中性脂肪なんて常に平均値内で、気にしたこともなかったのに、すごく数値が高い!!
ガーンとなって、先生に呼ばれるまで、スマホで、原因検索。
どうやら、甘いものの食べ過ぎのようです。
改善するには、フルーツとキノコ類、海藻がいいと。

先生に呼ばれました。
「先生〜、もう、わたし、年です。中性脂肪がこんなに高かったことはありません」
言いながら、診察室に飛び込むと、
「ジュンコさん、夏、暑かったからアイスクリーム食べすぎたでしょ」
「はい、毎日2本は、食べました」
指を折って、これとあれとアイスの固有名詞を言い始めようとしましたが、待合室の混雑ぶりが脳裏を掠めました。私も2時間待っていましたが、まだまだ患者さんがいます。
「甘いものを、フルーツに変えれば、すぐ正常値に戻るから」と。
「私もね、実は、夏に、アイス、食べすぎた・笑。だから血液検査しなくちゃって思っているところ」

こういうふうに、「ああ、歳とっちゃったのかな」なんて、落ち込んでいる私を、茶化しながら、ご自分に持っていかれる優しさ。
だから、先生、大好き。

「節制しますから、2月ごろ、もう一度血液検査してください」
「いいよ〜。でも動脈硬化もないし、あんまり心配しなくて大丈夫だよ」
「あ、今年、まだ頸動脈エコー、やってない!!。腹部エコーも。ちゃんと節制して太っているのを少し戻したら、お願いいたします」と、診察室から逃げてきました。

というわけで、これからは、スイーツじゃなくて、フルーツをたくさん食べようと思っていた矢先、高級なフルーツの「ラ・フランス」とたくさんの、りんごを、友人から、送っていただいてしまいました。

なんだか私の中性脂肪の「ガーン」が、彼女に届いたかのように。
ありがとうございます。

これからは美味しいフルーツをいただいて、中性脂肪を下げる努力をしようと決意しました。

            

と、言いつつ、先日の、小学館の授賞お祝いの会で、やっぱり甘党は耐えられず、
「如水会館にきたら、マロンシャンテリーは絶対食べないとダメよ。東京會舘や、三越の特別食堂で食べたら、1個900円くらいするスイーツなんだから」と。
自分でもせっせと、とりに行ったら
「おひとり様、一つです」と。以前は、お皿に山のように持ってきて、
「みんなで食べましょ」と、わいわいやっていたのに。

というわけで、中性脂肪を気にしつつ、美味しいマロンシャンテリーをご馳走になった夜でした。
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バカラ

2024年11月15日 | Weblog
            

バカラのエッフェル塔と、花入れです。

この季節になると、バカラといって思い出すのが、恵比寿ガーデンプレイスのクリスマス。

名物、バカラのシャンデリア。

           


今年はクリスマスマーケットもできているようです。


お食事は、シャトーレストランで、フレンチ。

大人のディズニーランドです。

でもかれこれ、もう15年くらいいっていません。
あ、すごく見たい映画があって、数年前、恵比寿ガーデンシネマに映画を見に行きました。コロナの前です。

でも今は、よし、今年は行こうかなという気持ちにもなりません(笑)。
写真を見て、満足。
諸悪の根源は、数年前の骨折。
すっかり治っているのに、あの恵比寿駅から動く歩道を延々と歩き、ガーデンプレースの中で、人混みに押されるのだろうなと、ついそれが、ネガティブな気持ちにさせます。

カーブスのコーチの方にお話ししたら「気持ちの問題ですね。どんどん筋トレもやってるし。お元気に動いていらっしゃるし」と。
夫にも、同じことを言われます。
人混みが怖い。突き飛ばされるようで、怖い。
「トラウマ」です。
困ったものです。

でも、この華やぎ。
見ているだけで、大満足です。
恵比寿ガーデンプレースを貼り付けておきます。

行ったつもりで、お楽しみください。
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小学館児童出版文化賞授賞式

2024年11月14日 | Weblog
             

今夜は、40年以上の友人である、最上一平さんの「小学館児童出版文化賞」の授賞式に、お祝いに「如水会館」に伺います。

彼はメールや手紙にもありましたが
「今年は、いい年だった。来年もそこそこの年にしたい」
というくらい、まずは、「産経児童出版文化賞JR賞」受賞に始まり、夏の全国「青少年課題図書」(中学年の部)選出。
そして締めが、この「小学館児童出版文化賞」でした。

受賞作は『じゅげむの夏』(校正出版社)です。

一平さんの子ども時代を彷彿とさせる、男の子4人組。
小さな集落に住む子どもたちです。
筋ジストロジーで、杖をつきながら歩いていますが、年々、体は弱っていきます。
来年は、こうしてみんなと、遊べるかどうか・・・。

そこから始まる、「最高の夏にしよう」という、ひと夏の冒険。

彼の文章はいつも山形弁がなんとも素敵な味を出していますが、『あらわれしもの』(新日本出版社)あたりから、そこに緊張がありながら、なんとも言えないユーモアを醸し出したり、人間を描く、彼の必死さだけではない、緩急のようなものが、実に見事に結実しているなと思いました。

『飛ぶ教室』(光村図書)の書評のメインに、『あらわれしもの』を取り上げたくらい、その見事さに、唸ってしまいました。

そして今回は、その子どもたち版。でも村のおじいさんやおばあさんもでてきます。
人間を描くときのセリフの、しなやかさ。
彼は、気負わず、するすると、セリフや、描写を表現します。
そして文章がうまい。

すごくなっちゃったな、一平さん。
そういう思いです。

だって、ほっぺが真っ赤な、山形から出てきて間もない頃、少年がちょっと大人になった頃からの友人ですから。
彼の真似も上手です。山形弁。スラスラ。

でも実際の山形弁は、そこにいると、英語のようにわからない喋りだそうです。
一平さんが、私が一平さんの真似して話すと
「もっと、俺はシティボーイだ」というのを、その話を聞いて頷いた記憶があります。

豆好きな彼には、会ったりする時、富澤商店で「わさび豆」などいろんな豆を買って持っていてあげます。
ある時「歯が欠けちゃって」と、いうから「ああ、もう豆は卒業ね」と言ったら、
「いやいや、リスのように前歯で食べるから大丈夫」と。

そして後日、
「カトーさん、ずっと死なないで、いつまでも豆をください」
こんなハガキが来るのですから、大爆笑。

さて、今夜は、豆や、奥さんへのお土産を持って、彼の初めての、スーツネクタイ姿を拝顔してきます。

一平さん、おめでとう!!
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晩秋

2024年11月13日 | Weblog
            

晩秋の、お花屋さんのチューリップ。

そういえば絵本作家の友人が、「ベロベロに開いたチューリップ」について、句集に書いていました。
ベロベロに開いた、チューリップは嫌いだと。

私は、チューリップで思い出すのは、扁桃腺で熱が出て、学校を休んでいた日。
まだ小学生になったばかり。
チューリップの歌や、クレヨンの色。

熱のある頭に浮かぶのは、学校で教わったばかりの、チューリップの歌と、色について。

ああ、みんな今頃、チューリップの歌を歌っているのかな?
そんなことを思いながら、熱のため、うつらうつら・・・。

気がつくと、遠くから、学校帰りの子どもたちの声がします。
ああ、学校、もう終わったんだ。
そう思った瞬間の、なんともいえない、取り残された1日を思いました。

小学校高学年で、扁桃腺は、手術で取りました。
それ以来、扁桃腺が腫れて、熱が出ることは無くなりました。

扁桃腺肥大の家系のようで、結局、姉弟3人。
扁桃腺摘出手術をしました。

そんな扁桃腺摘出仲間の、弟と、先日も秩父に行った話で、電話で話し忘れた、西武秩父駅からのタクシーの運転手さんから聞いた話など、続きのメールを送りました。

弟は、とても優しい人です。
子どもの頃から、そうでした。
そのことを書いたら、弟からの返信。

「すぎ子さん(母の名前)譲りの、人に優しくしても芯はブレないみたいな所、自分でも気にいっているし大切にしてます」
その一節を読んで、涙が出そうになりました。
弟は母のことを、ずっとそう思ってきたのだということを知って。

私もそうです。
母のように優しくてまわりの人を笑わせたり、気遣いができたり、子どもを叱る時は、きちんと叱って・・。
そして、なんでも知っている勉強家の父のように、生きられたらといつも願っています。

「ジュンコさんの弟として、これからもよろしくです」
弟の言葉です。
幼馴染だけではなく、姉弟というのもいいものです(笑)。
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血液と体のあぶらを落とすスープ

2024年11月12日 | Weblog
            

上の、正体不明な物体。
これが、血液を体のあぶらを落とすスープの素を、冷凍で固めて、分包しているものです。

今週は、土曜日に作れなかったので、日曜日の夜、お風呂に入る前に作りました。
綺麗に手入れしている爪が、玉ねぎ1個と、生姜ひとかたまりを、大根おろし器で擦ると、爪までボロボロ。

完了したら、材料を全てまとめます。
そして、小袋に、一日一袋づつ。
冷凍したものを、半分に折って、器に移し、お湯を注ぎます。

日曜日は、珍しく、「手伝うこと、ある?」とキッチンを覗き込んだ夫が、
「わ、すごい。こんなにたくさん、材料が入ってるんだ!」と驚いていました。

でももう、かなりの月日、飲んでいますが、効果のほどは・・・?
健康オタクは、やり始めると、結果が出るまで、とことんやり続け、研究します。
「実験じゃないんだから」と自虐モードになったりしながらも、作り続けています。

我ながら、困ったものだと思いながらも、週末になり、1週間分がなくなると、せっせと作り始めます。

本当に効果があるよう、ひたすら願うばかりです。
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