昔からの言い伝えで「体調の悪い時に梅干しを漬けると、決して上出来には仕上がらない。」と言われています。
何故なのか解りませんが「ばあちゃんの漬けた梅干しが黒く汚い色に仕上がった年に亡くなった。」なんて聞くとやっぱりこだわってしまう。
両手首が痛いし両肩も良くないので紫蘇をもむ事が出来ない。それやこれやで今年は梅干し漬けないと決めたけれど、でも梅の前を通ると何だかそわそわしてしまう。
…これが最後かな?と思って少し遅かったけれど2kgだけ買ってきた。
何故かというと、横にならんで梅漬けの"酢"というのが赤くきれいな袋で売っていたので「梅を洗って漬けるだけ」の文字につられて買って来ました。
『わしが手伝うからつけまっし』と何度でも言う夫の言葉につられた事もあります。
漬けこむのが遅かったので、干すタイミングも微妙にずれた。
いい天気だと思っても午後雨マークだったり、お出かけしなくてはならなかったりで、ネットの天気予報を見ながら今日は夜ぼしをして仕上げようと朝、やっと日の差しかけた我が家の前のスペースに出して買い物に出かけた。
帰ったら取り込んであった。
「雨が降ってきた。」のだそうで、ナント~~です。
今日は立秋ですから本当はもうしっかり夜露を取ってしっかり甕の中で眠って頂く時期なのですから心は焦りまくっています。
それに売れ残りの梅は何だかはかなげにぶよぶよしている気持ちがします。
今年はやっぱり酸っぱいならぬシッパイ"ウメぼし"が出来上がりそうです。
主婦やっておられるのですね。私は廃業です。
私は1箱ですから10キロですが、毎年漬けていましたが今は美味しいのが通販で買えるのとこの身体では何にも出来ません。
先日電話が掛かってきましたのでいつ頃でしょうか送ってきます。
もう酸っぱいのは食べられないので紫蘇漬けではなくみりん付けを買います。
食べた~~い物が食べられないのがプレッシャーですけど…