本当に久しぶりに、この前同室だった院友から電話が掛かった。
わたしの足が悪くなってから、まだランチの約束が伸び伸びになっているのです。
「ちゃんとリハビリ行ってる?」
「この前家の玄関で石につまずいてすっ飛んで行って前も後ろもぶつけてしまった。それからは恐くてまだ外へもヨウ出ない。」と嘆く。
去年春に手首の骨折で入院して、心臓に問題が有るのが解り、去年の暮れに3本もバイパス手術を受けた。
胸の傷は勿論だが、血管を取りだした両足の大きな傷が痛んで痛み止めが無ければよるも眠れないという。
その前に腰痛で安静を言い渡されて私と同室に入院していた。
「心臓も、両足も、それに腰痛も手首の骨折の後もみんな痛みが取れず、おまけに足がもつれて転んだ。」のだそうです。
心が悲鳴を上げているのがよーく解る。長電話では電話賃が気にかかる。なるべく早くランチして"弱音"をしっかり吐き出してもらおう。
≪さしあたって鍼灸か接骨院かそんな所を近くで捜して行ってごらん。少し外へ出て気晴らし代わりに電気でもかけてもらったら。≫そんなことしか言ってはあげられないけれど。
私の弱音のはけ口は今のところは接骨院の先生かも。
でもプールで歩いていたら声を掛けて下さるのは、ベテランの外科の看護師さんだった方です。
定年後の今でも手術室に入るというベテランです。そのためにしっかり身体を鍛えているのだおっしゃる。肩も腕も筋骨隆々としまっている。時々私の状態を聞いて、適切で専門的なアドバイスをして下さる貴重な存在です。
≪まだ足痛む?≫
≪痛みはとれてもう少しふくらはぎに硬さが残るだけになったけれど、何しろ両足とも歩く方法を忘れたみたいなことになりました。≫と私。
≪そうだね。筋肉は一朝一夕には戻らないものね。少し気長に頑張ってね。≫なんて言われると思わず心がフニャット折れてしまう。
今日は金沢市の桜は"満開宣言”だそうです。
ホリデーから近くの伏見川も満開です。遠くの方の川渕を≪花見遠足≫の小学生が学校へ帰って行くのが見える。
それにしても、その院友さん可哀相ね。
痛くて眠れないと聞いただけで、
チャコが以前のこむら返りやけいれんが
毎夜続いた頃のこととかぶります。
地獄でした。
院友さんのはけ口になって話を聞いてあげてください。
チャコもあの頃は話を聞いてくれる人が神様のように思えました。
今年も着物にしようかと思って居ます。
全部1回だけでも手を通しておきたいのです。
妹は私が持って行くから田上へはやらないでと言って居ますが、妹だって年を取ったら着ないでゴミにだしかねないし・・・
かわいそうだから頑張ってきてやりたいのです。
みんないい相手が見つかるといいですけれどね。
それには少しエネルギーが要りますけれど…
きっとみなさんも喜ばれることでしょうね。