関係者の国会招致で事実究明を 田村政策委員長
日本共産党の田村智子政策委員長は19日、国会内で記者会見し、放送事業会社「東北新社」に勤める菅義偉首相の長男(元総務相秘書官)が総務省幹部を接待していた問題で、週刊誌が公表した音声の一部を自分の声だと総務省幹部が認めたことについて、「放送行政の公正さに関わる重大な疑惑であることが明らかとなった」と指摘し、「長男を含めた東北新社側の関係者4人、接待を受けた総務省幹部4人を国会に招致し、事実を明らかにすべきだ」と述べました。
田村氏は、これまでの総務省調査について、「週刊誌が音声を公開するまで、うそが擁護されてきた。総務省の調査で事実が明らかになるとは考えられない」と述べ、関係者を国会に呼んで事実を明らかにする必要があると強調しました。
その上で、東北新社が総務省幹部と会食できた背景について、「菅首相の長男であることが度重なる会食と密接につながっているとしか説明のしようがない。森友・加計学園と同じ構図として、疑惑が深まっている」と強調しました。
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